人から嫌なことを言われたら

人から嫌なことを言われたら、二通りに区別して受け止めるすることを提案します。

  1. 不満や怖れがある。
  2. 攻撃や支配が目的。

不満や怖れによる攻撃

攻撃的な言動は、多くの場合は相手を変えようとして起きています。傷つかないための防衛的反応、良かれと思って言っている場合が含まれます。

防衛反応の場合は、その人が何に傷ついているのか、何を怖れているのかを理解することが必要になります。

たとえば、職場の誰かが攻撃的な態度をとってくる場合、その人は「こわがっている」ことが多いです。多くの場合「自分には価値がない」または「なにかを奪われる」という怖れです。

理解して我慢しろと言っているのではありません。その人に怖れを指摘するのもよいとは限りません。ですが、理解しないと、嫌なことを言われるという悩みの解消は難しいでしょう。

その人の傷つきや怖れを取り除くことができれば、それが解決になることがあります。

また、防衛反応による攻撃に対して、防衛反応による反撃をしてしまうと悪循環になります。それを防ぐためには、自分についても同じように理解する必要があります。

かならずしもおとなしく我慢せよと言っているわけではありません。何が起きているか理解したうえで、しっかり怒るという選択もあります。

相手にも自身の怖れに気づいてもらうとよいのですが、指摘をぶつけるのは慎重になるべきです。それが怖れであることを知っていれば、指摘によるアプローチが簡単ではないことが想像できるでしょう。

怖れがやわらぐほど、何が起きているかを受け入れやすくなります。鶏と卵の循環ですので、少しずつです。

べたなやりかたでは、共感的な会話などにより自分の感情に気づいてもらうところから、ということになりますが、簡単でないことはわかります。

簡単ではありませんが、これをどれくらい解けるかが、人生の幸福とかかわってくるかと思います。

攻撃や支配が目的の攻撃

これは人が苦しむのを見たいという欲求をもっている場合と、なんらかの利益を得ようとしている場合が含まれます。いわゆる悪意がある場合ですね。

この人たちも心の奥底に不満や怖れをかかえている可能性はありますが、対処法としては区別したほうがよいと思います。

すなわち、とっとと逃げるなり、戦うなりの割り切りが必要になるからです。心理戦と具体的手段の2面について対処を考えてゆく必要があります。(具体的はことは別の記事にゆずります)

たとえば、職場の誰かが攻撃的な態度をとってくる場合、その人はあなたを傷つけるべく、支配するべく、比較的冷静に戦略的な行動をとっているかもしれません。

そのような場合は、支配されることで機嫌を取るという罠にはまらないよう注意することをお勧めします。前者(不満や怖れ)でその人の劣等感がそうさせている場合は、機嫌をとることが打開策になることがありますが、後者(攻撃や支配が目的)の場合はその応急処置による長期的な代償は大きいです。

区別することのすすめ

これらの2つを区別すると、前者(不満や怖れ)の場合が多いことに気づくと思います。後者(攻撃や支配が目的)の存在を知ったなら、前者の相手との無駄な争いを避けて、助け合えるところを助け合うことがいかに重要であるかも浮かび上がってきます。

前者について徹底抗戦して、後者について妥協するなんていうことのないよう気をつけることもできます。

実際にはどちらの側面も含むようなケースもあるかもしれません。その場合は、それぞれの側面を理解します。

前者について「ゆるし」を取り入れるとき、ちょっとした内なる苦しみがあります。ですが、成長を感じるかもしれません。

くどいようですが、我慢しろという話とは違います。受け流せるようになることと、我慢することは違います。心理セラピーでは、我慢という状態から心を解放して、受け流せる状態なってゆくプロセスがよくあります。

後者について「怒り」を取り入れるときも、ちょっとした内なる苦しみがあります。それは恐怖を感じる自分を許すというようなもので、それ自体に勇気を要するものです。心理戦とはこのことです。ですが、これもやってみると成長を感じるかもしれません。

ちょっとした内なる苦しみをうしろめたく思わず、大切にしていただけたらと思います。

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