悩み・苦しみが続き、余裕がなきとき役立つ内なる参謀

悩み・苦しみが続くとき。なんとかしなければと思うけれど、精神的に余裕がなくて、どうしていいかわからないとき。

そういうとき、何もできていないようでいて、実は少しずつ改善への努力をしていたりするものです。自分を見くびらないでください。

でも、弱ってますよね。無力感があるのはしかたない。そんなときに自分を支える内なる優しい参謀を呼び出す対処法を書きます。

KPT(Keep Problem Try、ケプト)法という枠組みをベースにして、とくに悩み苦しみをかかえる方向けにアレンジして説明します。

困った状況なりに、何ができるか、それが大事です。こんな小さなことやっても解決できるわけではないし、と思っているようなことが改善への第一歩だったりすることもあります。

ただ、この作業に入れないような不安状態であれば、まず【対処法】不安への対処法7ステップや各種リラクゼーションなどの対処を講じてください。


内なる参謀がこんな風に言っていると思ってください。「悩み状態チェックしましょう」

次のように3つの項目「悩み・苦しみ」「継続したいこと」「検討してもいいこと」を紙に書き出してみます。

悩み・苦しみ
・いつも職場で変な仕事を押し付けられる
・「もう消えてしまいたい」と思ってしまう
・・・
継続したいこと
・朝夜の瞑想
・○○先生の本を読む
・・・
検討してもいいこと
・ヒーリング音楽CD
・セラピストに会ってみる
・・・

漏れなく洗い出そうと完璧主義にならず、1分間くらい でサクッと書き出します。

できないんだよなと思うことがあれば、内なる参謀がこう言います。「ひとまず挙げておくだけでも、意味あるかと思います」

そして、しばらく眺めてみます。

各項目に◎○△×をつけます。汗マークや気持ちの一言を付けてもいいです。ここは、自分を責めないのがポイントです。

内なる参謀がこんな風に言っていると思ってください。「できることをやってみましょう」

弱っているなら、「やるべきこと」というよりは「できること」です。何かをすれば、また選択肢が広がるかもしれません。エネルギーを感じるときは「やるべきこと」もいいかもしれません。

解決策を出するというよりは、悩み状態のチェックを主眼に、ときどき繰り返してやってみるとよいでしょう。繰り返すのがポイントです。

行動したいけど行動ができなくて苦しい、動けないという状態になっていたら、【対処法】「行動できず苦しい」抜け出す6ステップもご参考に。

苦しさの原因が心にあると思われる場合は、深層心理の根本原因を変えることが有効かもしれません。心理セラピーや心理コンサルティングが道を開くかもしれません。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

※当サイトの事例等は事実に基づいてはいますが複数のケースや情報を参考に一般化して再構成、フィクション化した説明目的の仮想事例です。

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