心理セラピストが神(物事の神格化)について相談してみた。その対話の最後。
Kojun
善し悪しではなく、その存在を意識させるため、その存在を受け入れるための概念なのかしら
GPT
まさにそうですね。日本の神の概念は、善悪を超えて「その存在を意識させるため」「受け入れるため」に生まれたものが多いです。
例えば、貧乏神や疫病神のような存在は「悪いもの」ではありますが、ただ忌み嫌うのではなく、「なぜ貧困や病が生まれるのか」「どうすればそれらと向き合えるのか」を考えさせる存在として機能しています。祟り神や怨霊も、恨みを持つこと自体を否定するのではなく、「その感情が生まれる背景を理解し、鎮めることが大事だ」と伝える役割を持っています。
人間の「差別」「嫉妬」「恨み」といった感情も、なくすことはできません。でも、それらが神として意識されることで、「それはどこから来るのか?」「どう関わるのか?」を考える機会が生まれる。つまり、日本の神々は、人間の根源的な感情や問題を可視化し、受け入れるための概念として存在しているのかもしれませんね。