セラピストの選び方として、おすすめ。
手法を目的にしていないということを一番に挙げたいと思います。
たとえば、愛着障害解消メソッドを習得しているから人に「愛着障害を解消しましょう」とおすすめするとか。PTSD解消メソッドを習得しているから人にPTSD解消を勧めるなど。手法を使うことが目的になっていないセラピストがおすすめです。
手法をたくさんもっているセラピストがよいというわけではありません。主な(得意な)手法を一つもっているのは自然だと思います。
手法に相談者を合わせるのではなくて、相談者に合わせて手法を使うということです。
これを読み取るのは難しいかもしれませんが。
「金槌を持てば、なんでも釘にみえる」という諺通り、セラピストは自分の手法を使うために話を解釈する性質があります。その性質を超えてあなたの話に関心をもってくれるか。
手法の話が出る前に、ちゃんと何が悩みなのか、何を望んでいるのか聴いてくれるということですね。