大阪での心理セラピーを受付開始していますすが、7月1~19日まで個人セッションをお休みします。

家族が老いたときの情報源

とはいえ、すでに差し迫っているという人たちも増えてくると思いますので、とりいそぎ家族の高齢化に関する入門となる情報を挙げておきたいと思います。

公的な窓口

自分や家族が高齢当事者になってきたという場合の相談先は「地域包括支援センター」が一般的でしょう。実際、なにかが起きてからここへ駆け込む人が多いようです。

それは市などから事業委託されて大手の福祉法人などが担っている相談窓口です。個々のサービス事業者よりはある程度の中立な助言が期待できます。

ただ、これは介護保険法によって設置されているものですので、サービスやモノと繋ぐことに重きがおかれている印象があります。

じっくり心に寄り添うというものではないのが弱点です。上述のような葛藤のテーマは殆ど扱えないでしょう。

トータルケアの観点で分析すると、身体的・社会的・心理的・スピリチュアル的のうち身体的なケアに偏りがちなのが地域包括支援センターやケアマネージャーの現状かと思います。

とはいえ、公助や共助の社会資源の総合窓口としては訪ねてみる価値はあるでしょう。予防に力をいれているはずなので、早めに訪れておくとよいかと思います。

介護保険の制度は複雑奇怪なので、いずれにしてもケアマネージャー等の助言が必要になるでしょう。[1]残念ながらケアマネージャーも、心に寄り添うというよりは、サービスやモノを動かさないと報酬が得られない仕事です。

参考リンク:地域包括支援センターとは?その役割と賢い活用法 LIFULL

余談ですが、介護認定には数万円の公費が費やされます。サービス利用の可能性がないのに65歳記念として申請するのは控えましょう。

地域包括支援センターや福祉事業のもうひとつの弱点として、スタッフが若い傾向があり、専門スキルはあるものの、「老い」とは何かを当事者レベルで理解していることはあまり期待できません。

高齢者や高齢の家族の気持ちを受け止める力、話し相手となる力はあまり期待できないとの声もあります。高齢者福祉関係者からも同様の意見を聞いたことがあります。上記のサービスやモノに偏りがちということとも関係あるかもしれません。

※臨床心理学のお勉強カリキュラムによって、人生経験の少ないカウンセラーが量産されている心理職業界と似ているかもしれません。

ですので、次のような当事者寄りの団体も知っておくとよいかもしれません。

サイト・団体など

おすすめ書籍

もう1つのお勧めは認知症ケアの理念と技術であるユマニチュードです。認知症に限らず、人生の後半にある人との関係性についてヒントとなります。次の書籍は具体的で簡易です。

脚注[+]