依存症について

薬物・アルコールの依存症については、私の心理セラピーだけで扱うことが難しいです。

依存症の背後にある心理的な問題(自己肯定、愛着不安定、孤独感、罪悪感)を扱うには、私の心理セラピーが役立つ可能性があります。それは根本解決へのアプローチですが、ある程度前向きになった段階での挑戦がお勧めです。

複数の(よい意味での)依存先をつくってゆくことがお勧めで、その中の1つとして私とお話しにくるという方はいます。

医療に関しては、普通の内科や精神科などよりも、依存症専門医療機関がよいかと思います。

社会的に孤立する前に、相談先を探すことをお勧めします。依存症に限りませんが、一発で完璧な支援者に出会うことは期待せず、多くの支援者に合うのがよいと思います。そのためにも最初の一歩は早めがよいでしょう。

最初の相談先としては、全国にある精神保健福祉センターは相談しやすいと聞いています。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

「悪いこと」として罰するのではなく、安心して向き合える環境が必要との考え方があります。心理セラピストたちは昔から当たり前にやってきた態度ですが、医師にもその考えの方が現れてきています。

松本俊彦先生のお話は参考になると思いますので、記事や書籍の一読をお勧めします。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/17/040500003/

その他の参考:
『下手くそやけどなんとか生きてるねん。: 薬物・アルコール依存症からのリカバリー』渡邊 洋次郎 著

「薬物依存…「治る」と「回復する」のちがい。」へいなか

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