「光熱費の振込みを先延ばししてしまう」というような行動制止。発生してしまった費用だから、いずれは払うことになるのだけど、先延ばししてしまう。
心の課題が解けると、行動できるようになってくることがあります。
※資源ゴミを出せない(準備するし、朝起きてるけど、なぜか収集場所に持っていけない)等のバリエーションもあります。
そのプロセスで起きることは、何を心配しているのか分かること。
たとえば「間違って二重払いしてしまうなではないか」「支払い窓口で叱られるのではないか」「払ったらもっと請求がくるのねはないか」などなど、奇妙な感覚がみつかったりします。
そもそも心の課題、講義のトラウマが解けてこないと、何が心配か自覚できないのですが。ゴーストは見れないようになっているのです。
見えるようになったら、それをよく観る。すなわち受け容れるとよいです。
「支払い窓口で叱られるわけねーよ」ではなくて、「叱られたら嫌だね」から始めます。
ゴーストを見ているのは子供だと思えばよいかもしれません。
「叱られそうで避けている」というのをしっかり受け入れると、リスクが見え始めます。
リスクが見てると、動けるようになってきます。
支払い窓口にまず行ってみるだけのステップを思いついたり、光熱費の二重払いが起きてもなんとかなる感じがしたり、架空請求の心配先は光熱費ではなくなったりします。
よく世間は「ゴーストなんかいないよ」と言ってきます。でも必要なのは「ゴーストいるね。よく見てごらん」です。
過去に叱られたことを思い出せと言っているのではありません。そういう手法もありますが、そちらはプロと一緒でないとお勧めしません。
過去の出来事ではなくて、現在のゴーストを見るのです。すなわち、いま怯えている自分を観るのです。
それは置き去りにされし自分を見つけて保護することです。