「感情をコントロールする方法」というテーマの本やセミナーは人気があるかもしれません。
自分の意に反する自分の反応は厄介です。
問題は「感情」てはなくて、「反応的」「反射的」ということです。
下図を数えるとか、深呼吸をするとかの対処法は、感情を抑えようとしていますで、対処的です。
根本解決を目指す心理セラピーでは、感情を抑えるのではなく、抑えられている感じはを解放します。
怒りが止まらないとか、場所をわきまえずに過剰反応になってしまうとおうのは、たいてい別の感情が抑えられています。上に「意に反して」と書いたように、本当は怒りたいのではないのかもしれません。
セラピストに「本当は悲しいのでは?」と言われて過剰反応がおさまるというのは、よくあります。
(実際にはもう少し丁寧にケアする必要があります。タイミングや文脈が重要です。どこかのセミナーで教えていたらしく、「本当の感情は?」と言うのが流行ったこともありますが、頼まれもしない治療ごっこするのはお勧めしません)
感情をコントロールする対処と、それが起きる原因(本当の感情)を癒すか、たったく異なるアプローチです。
もちろん、表面的な対症療法の方が人気がありますが、根本対処が必要になったら、心理セラピーもご検討ください。