心のお悩みにもいろいろありまして
- By: 心理セラピスト Kojun
- カテゴリー: 体験談・事例

私の立ち位置をおおまかに示すために、心のお悩みを分類してみたいと思います。
A.特性
たとえば発達障害、性的マイノリティー。私のところでは、生き方の相談はありますが、心理セラピーを提案することは少なく、「それは変えなくてよいものかもしれませんよ」となるケースです。
B.性格
性格の発達(パーソナリティ障害)や愛着スタイル(愛着障害)に関するもので、私がミッシングピースと呼んでいるもの。解決に期間を要します。私のクライアント(来談者・依頼主)になる人がいますが、その専門医師(ただし薬ではない)を紹介する場合もあります。
昔は治らない病気のように思われていたふしもあるのですが、今ではよくなった事例がたくさんあるようです。
私のところに来て良くなる人もいますが、相性はあるかと思います。私のところで相性がよいのは、ある種の繊細な人。個人セッションが苦手で、たまにセミナーに来てチャレンジをみせるような人も。
C.広義トラウマ
「自信がない」「他人の評価をきにしすぎる」などの広い意味での性格も含みますが、心理的な足枷を解消するようなもの。いじめなどのトラウマなど。
私が主に扱っているブリーフセラピー(短期療法)がこちら。本人のモチベーションがあれば、セラピーの1~3回でひとつのテーマに結果を得ます。
D.感情トラブル
最近こんなことがあって、ショックが覚めない、悲しみや怒りが止まらないなど。多くの場合、カウンセリング1回で終わります。
今回は、短期か長期かで分けてみました。
これまでの私の立ち位置を表すためでもあるのですが、それともうひとつ。不思議なことに、多くのクライアントが、お悩み解決に時間をかけるか、一発勝負か(支援者探しの時間は除く)、ご自身で見通しご存じだったりします。そのことも、なにかのヒントになれば。
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