大阪での心理セラピーを受付開始していますすが、7月1~19日まで個人セッションをお休みします。
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エビデンシャリズム・科学主義

心理カウンセラーは占い師より偉いのか!?

占いを嫌う心理カウンセラーっています。まあ、わからなくもないです。似ている生業だからでしょう。 苦しんでいる人たちからお金を騙し取っているみたいな・・・・。 心理専門家の実証主義が、占いやオマジナイなどへの反発心であるは、よくあることかもしれません。 それによって症状が治ったか治らなかったか(改善率 […]

認知行動療法(狭義)と認知行動療法(広義)を区別しよう

認知行動療法については、狭義と広義の2つの意味があるようです。 認知行動療法(狭義)=狭義CBT ベック博士に由来する認知再構成法。自分の感情の背後にある自動思考に気づき、「認知の歪み」を修正してゆくというもの。 認知行動療法(広義)=広義CBT 実証的に効果が確かめられた心理療法の総称。 実証的に […]

心理療法の先生たちあるある

精神分析の先生と認知行動療法の先生の間でありがちな討論を書いてみます。 認知行動療法の先生(以下、C先生)は思想だのが嫌いで実証研究が人を救うと信じています。(すべての認知行動療法家がそうではありません) で、C先生は精神分析の先生(P先生)に言います。「で、けっきょく精神分析で治るんですか、治らな […]

心理セラピーの理論に正しいもなにもない

臨床心理学の世界では科学になりたいコンプレックスがあって、心理学者さんたちが正しいかどうかの議論をしています。 集団心理や反応の法則みたいなものは、統計的に調べて、法則として成り立つかどうかを研究するのは経験科学になるでしょう。 ですが、心理セラピーのための理論(臨床心理学?)については、正しさを議 […]

「広義PTSD」という言葉を使う理由~とくに暴力被害

私のところで扱う虐め被害や性暴力被害のPTSDについて、少し以前から広義PTSDという表記にしています。医学的診断名と区別するためですが、それについてちょっと書いてみます。 流行りの症状-診断名-療法選択モデル まずは精神医学的診断のことを説明します。 精神医学マニュアルでは、症状(原因ではなく現象 […]

「人」を見るか「数字」を見るか

心理支援は統計的な効果検証であるエビデンスに基づくものでなければならないというのが流行しています。 あちこちでインテリさんが「エビデンスはあるんですか?」と言うのが流行ったそうですが。あなたの職場でも流行らせてはいかが? 私は次のように思います。 (A)「エビデンスがある方法は効果の期待がもてる」  […]

心理セラピストの勘と経験を禁止する風潮について

エビデンスに基づいたカウンセリングやセラピーをしましょうっていうのが流行っていて、業界団体なんかもそんなことをうたっています。 私はクライアント側の立場では、セラピストや医師の勘と経験にずいぶんと助けられてきたので、勘と経験に対して謝礼を払うのはやぶさかではないです。 「勘と経験だけではなく、実証的 […]

セラピストは直感を使ってよいか

昨今の科学主義によると、セラピストが勘を使うのは自己満足だからけしからんという意見があるようですね。 今日は直感てなんだろうって考えてみます。 私はネイティブセラピスト、いくつかの心理課題(トラウマや愛着不安定など)を克服してきましたが、どうしても残ってる障害があります。それはある種の不安症です。 […]

心理療法による改善率を気にしない

かつて、アイゼンクという人がこんな研究結果を出しました。「精神分析心理療法をうけた人の改善率は44%。と開業医で受診した患者で精神分析心理療法を受けていない患者の自然治癒は72%。したがって、精神分析は効果がない」と。 この研究は後に他の研究者たちに反論研究されているのですが、ちゃんとした批判研究は […]

適切な心理アセスメント!?

サイコロジスト的なスタイル 私のスタイルとは異なりますが、サイコロジストのお仕事なんかだと「適切な心理アセスメント」が必須とされています。こんな感じでしょうか。 アセスメント → 手法の選択 → 説明 → セラピーの実施 そうしないと、間違った手法でダラダラと費用と時間を使わせてしまうということです […]

「科学主義」と「本人中心主義」を比較してみます

すべてにおいて正反対とは言いませんが、「科学主義」と「本人中心主義」を比較してみようと思います。 科学主義 「支援者の勘や経験に頼らず、エビデンスに基づいて判断する」 エビデンス エビデンスというのは、主に統計的手法によってい、治療法の効果が検証されたことをいうようです。 こちらの記事に、その限界を […]

心理セラピストの使い方

心理支援の活用の仕方をカウンセリングする、メタカウンセリングを提供することがあります。 私がクライアント側体験をしてきた経験から、心理カウンセラーの使い方のポイントの1つをお話します。 カウンセラーというのは知識や偏見のメガネをかけています。で、それがゆえにうまくいかないことがあるのです。 私なんか […]

心理学は科学か?

理学部出身の私ですが、心理学は科学ではないと思っています。 特に臨床心理学は、科学である必要もないでしょう。 心理セラピーもまた、科学的である必要はないと思っています。 心理セラピーのクライアントは、幸せになりたいのであって、べつに科学的な人生を送りたいわけではないので。 科学的な心理療法もあっても […]

エビデンスに騙されるな(4)本来のEBA

エビデンスが必要な領域 質問紙などの心理検査 質問紙心理検査は統計的な整合性や妥当性を使ってアセスメントの一助とするためのものですから統計的根拠を重視するのは当然です。 アセスメントは客観的(統計的)な検査、間主観的な対話、カウンセラーの経験などから成ります。 その中であえて大切な主観を捨てて統計的 […]

エビデンスに騙されるな(3)効果ってなんだ!?

「エビデンスがない」ことをするのは自己満足か? 「エビデンスのない心理療法をしている連中がいる。それは自己満足以外のなにものでもない」と言う心理師がいます。 私もエビデンスのない手法を使うことがあります。クライアントの望みを聞いて、提案して、クライアントがやってみたいと言って、結果にクライアントが満 […]

エビデンスに騙されるな(2)「エビデンスがある」≒「誰かが儲かる」

前の記事: の続きです。 「セラピストの個人的な経験則や直感ではなく科学的根拠にもとづいて心理セラピーは行われるべきです」という科学主義やエビデンシャリズムは思想であって、科学的に証明されてた事実ではありません。セラピストの個人的な経験則や直感に助けられた人はたくさんいます。それをやめるべきだという […]

エビデンスに騙されるな(1)「多くの人に効果がある」≠「私に効果がある」

「エビデンスのある心理療法」というような言葉が流行しています。 「エビデンスがある」と言われると、効果が保証されているように聞こえます。 「エビデンスがない」と言われると、アヤシイ感じに聞こえます。 それは思考停止させる言葉のマジックかもしれません。 実際にはエビデンスはあっても効果はなかったという […]

心理学と統計

自分の心の悩みついて、心理学が助けになるのではないかと思っている方々もいらっしゃるかと思います。とくに科学的なものを信じようと思われる方には、参考になるかと思う話を書きます。 統計を使うとそれっぽい 「研究によると・・・」と書かれていると、科学的な印象を受けます。が、けっこう変な話も流布しています。 […]