- 2018-04-03
悩みを相談するなら、決めつけない人がいい
その悩みが答え探しならば、答えを知っている人に訊くのがよいでしょう。その悩みが葛藤なら、話を聞いてくれる人に話すのがいいでしょう。 そして、葛藤の場合であっても、聞いてくれるだけでなくて、ちょっともらうコメント、フィードバックが役にたつこともあります。 しかし、そのコメントが「決めつけ」だと、葛藤の […]
その悩みが答え探しならば、答えを知っている人に訊くのがよいでしょう。その悩みが葛藤なら、話を聞いてくれる人に話すのがいいでしょう。 そして、葛藤の場合であっても、聞いてくれるだけでなくて、ちょっともらうコメント、フィードバックが役にたつこともあります。 しかし、そのコメントが「決めつけ」だと、葛藤の […]
弱さを認められない 傾向として、とくに男性の社長さんとか、管理職とかは、自分が恐がっていることを認めると自分が弱くなると思っていたりします。 実は、弱いから認められないし、認めないから弱いんだけどね。 たとえば、ある社長・・・ 「裏切り者のあいつが、2ちゃんねるにオレの悪口を書いている!!」 Th「 […]
「動物占い」や「タイプ診断」のようなものが流行る理由の1つ、といいますか、根本を心理から読み解いてみましょう。これは、人間の悩みや生きづらさと関係していたりします。 人間には、アイデンティティの確立を求める欲求があります。専門的には「同一性」と言ったりしますが、それはアイデンティティの訳語です。 ア […]
なぜ人は人を攻撃するのか? これは私の子供のこれからの疑問でした。 ※特別に攻撃的な人の話ではなくてです。 そして、この謎は、ときどき訊かれる質問でもあります。 心理学的には「防衛」として説明されることが多いかと思います。 いくつかの観点がありますが、一つの答えを出してみます。 怒ったり、怒鳴ったり […]
「ここは見知らぬ場所じゃあない。新しい場所なんだ」(パウロ・コエーリョ) 不確実や未知をどれくらい人生に取り込みたいでしょうか。 Points of Youのトレーナーたちは、「プロセスを信頼しよう」と言います。他の各種の流派でもプロセスは大切にされています。 これは、ゴールと一歩との関係は、歩いて […]
セラピストなどは人に「ああしろ、こうしろ」と言わない方がよいとされていますが・・・。もちろん、言いたいことを言ってみることもあります。 泣いてる人を見て、慰めるのはやめようよ。 泣いてる人を見たら、尊敬しようよ。 泣いてる人は、あなたが良い人になるための機会ではない。 泣いてる人は、生 […]
心の悩みについて、解決方法が知られているものはあります。「殆どの悩みは解決方法が知られている」と言う人もいるくらいです。 解決方法が知られているケースでも、解決できないことがあります。 諦めたら解決できない 解決できる場合と、解決できない場合を分ける決定的瞬間があります。それは、諦めることです。 心 […]
数年前に、セラピストが人に「あなた愛着障害ですよ」と言ってクライアントを獲得するのが流行りましたね。トラウマやアダルトチルドレンの分野では、もっと前から気を使われていたことかな。 それは「セラピストの言葉が呪いをかける」と戒められています。 相談されれば、恐怖症なのか、人生脚本なのか、PTSDなのか […]
前回、こんなことを書きました。 怪我なら、治せばいいんです。ですが、その悩みの根本が人生のテーマである場合は、しっかりと人生の一側面として大切にしないといけない。 「怪我」と表現したのは、恐怖症とか、ショックトラウマのようなものが当てはまりやすいです。犬に噛まれて犬恐怖症になった場合などは、セラピー […]
ときに、人は癒しのために、あるがままの自分を否定しない人たちを必要とします。気分障害(ウツなど)のリハビリ施設での経験から思うことを書きます。 たとえば、「朝、家を出ようとすしたとき足が動かなくなり、出勤できなくなった」という人がいます。それを人に話すことは難しいかもしれません。話すと批判されますか […]
レスリーらのセラピー専門書を読み直してみました。最先端とは言えないけど、ちょっぴり古いだけに基本がしっかり研究されています。心の問題解消のプロセスの前半は、やはり同じですね。ブログにもよく書いていますが、自分の体験に気づいていくこと。「自分の心と対話する」と表現しているのは、その入口です。 その「前 […]
本当の自分を知るためには、本当の自分を責めないという態度が必要です。 責めるとは、評価したり、正そうとすること。 もしも、本当の自分を知る目的が、自分を非難したり、正すことなら、本当の自分は現れないでしょう。 悩みを解決する、ある症状を無くすというのは、評価でも正すことでもありません。 解決すること […]
心理的な悩みの根本解決(気を紛らわすとかの対症ではなく)をめざすとき、「葛藤」ということが起こります。葛藤は問題ではなく、解決プロセスなのです。ですので、ドラマ(名作映画など)では葛藤を描くことが肝とされているわけです。 王族や英雄が主人公のドラマはともかく、現実的な個人の悩みの場合、葛藤は「生物的 […]
ネガティブな感情的は、解放が抑圧かのどちらかへ向かいます。(「ネガティブ」は悪いという意味ではなく、本能的にそれを避ける行動を導く不快系の感情グループを表します) 受け入れ解放すれば、減ります。目を背け抑圧すると、隠れて残り続けます。 喩えるなら、ゴミを家の外に出しすか、タンスに隠すか。出せば見える […]
自分と向き合うことを、「感情を受け容れる」とか言いますね。セラピーで言うところの「解放」も、それを含みます。 「受け容れる」という言葉のは、分かりやすさを狙った言葉で、人によって様々なニュアンスを持ちます。 専門的には、より中立な表現で「感情を所有する」と言ったりします。 今回は、この感情の所有をみ […]
間違える怖さを克服できないなら、セラピストはできない。 「一度も失敗したことがない」とか、「クライアントから不満を言われたことはない」と言う人は、ちょっと恐いと思う。 たまには「あなたのせいで傷つきました」くらい言われますよ。そこで、「ちがう、私は悪くないっ」ってやってる暇はない。 あるいは、クライ […]
くどいようですが、サーカスの空中ブランコは、最初に落ちる練習をするそうです。 華麗な技を繰り出すには、落ちてもケガしない、落ちても叱られない、落ちることは楽しい、そんな経験が必要です。 落ちても大丈夫になると、飛べるようになります。 心の課題に悩む人は、落ちないように飛ぼうとしていることが多いです。 […]
叱ることで人を変えられない 心理セラピーで人生を支配する根本問題を扱っていると、こんなことを感じます。 叱ることで人を変えることはできない。 叱ってもらうことで変わることもできない。 なので、深層心理に刻まれた心理課題(広義のトラウマ)を扱う場合は、「言うことを聞かないと治らないぞ」と叫ぶ治療者では […]
人を変えるためのアドバイスをしたくなったら、その前に人のことを知ろうとすることが大事。とくにその人の気持ちを知ろうと思うことをお勧めします。 だけど、どうやって知るのかな。 質問攻めでは、気持ちは知れない。 彼らを知るには、自分の気持ちを話す。話した分だけ、話してもらえる可能性が出てくる。 いわゆる […]
アンダーグランドの魅力は、説教のない世界。「するな」とか「しなよ」とかがない。セリフとしてはあるけど、冗談。それが冗談になるのは、人を正すことができるとは考えていないから。 マツコさんみたいなのが説教してくれる店は、周辺の観光地であって、アンダーグランドではない。 説教される心配なく、正される心配な […]
今回は心理セラピーの技法のお話。心理セラピーもいろいろあるのですが、多くのカウンセリングに共通なこと。 セラピスト/カウンセラーはクライアントの話に対して、次のことをしています。 ・解釈 ・反射 「解釈」は、知識や経験をあてはめて推測した仮説を伝えます。私の個人セッションでも、心理相談の中で使います […]
自分の問題から目をそらした人は、他人の問題を解決したくなります。 なので、心理分野で客が多いのは支援者になるためのスクールや講座。 自分のお腹が痛いから、他人の盲腸を切りたがるとでもいいますか。 自分の問題をすべて解決してからでないと支援ができないというわけでありません。むしろ、自分の代わりに他人の […]
「相手ではなく、自分を変えよう」というアドバイスがあるそうですが、変える方法を提供してないですね。 自分のほうから友好的にでるとか、自分の態度を変えることだと思ってしまいます。そこじゃないんですよね。それは相手を変えようとしてることの変形に過ぎない。 もっと深い所を変えないと。 ポイントは2つ。 ポ […]
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