- 2024-04-15
「私が悪いのでしょうか」という悩み
原因は見方で変化する 自分が悪いのか、相手が悪いのか、相性が悪いのか、境遇が悪いのか、そういうのは見方で変わる部分があります。 ルールなどを決めれば、ルールに反した方が悪いことになりますが、それだって事情によっては微妙であることがあります。 雨の日に出掛けてずぶ濡れになってしまった場合、雨が降ったの […]
長く心の悩みと付き合うACEs、AC、トラウマの方々は、根本解決や克服への道を探るとともに、基本的なセルフケア技術を身につけておくことが望ましいと思います。それは克服へのワークの土台にもなりますし、日常を生き延びる自分なりの方法を探すベースともなります。
ここでは一般によく知られた心理技術やKojun独自の枠組み(といっても先人達の知恵と本質は同じ)などを面白く分かり易く紹介してみたいと思います。
原因は見方で変化する 自分が悪いのか、相手が悪いのか、相性が悪いのか、境遇が悪いのか、そういうのは見方で変わる部分があります。 ルールなどを決めれば、ルールに反した方が悪いことになりますが、それだって事情によっては微妙であることがあります。 雨の日に出掛けてずぶ濡れになってしまった場合、雨が降ったの […]
「愚痴を言ってても始まらない」という状況はあるかと思います。さてどうするか。 愚痴が当たってる場合 これは「分かって欲しい」という欲求かと思います。で、誰かに聴いてもらっても愚痴がおさまらないとしたら、自分の中に「自分を責める自分」がいるのかもしれません。 つまりケリがついていないから愚痴なのではな […]
他者の態度が失礼とか冷たいとか感じる原理については様々な可能性があります。 たとえば、過去に経験してきた別の他者を投影しているとか。あるいは内なる隠された自分を投影する場合もあります。 もちろん、相手が実際に失礼な場合もあります。(笑) ここでは、情報科学的な仮説を述べてみましょう。 再帰性感覚入力 […]
認知再構成法(狭義の認知行動療法)は、比較的簡単に習得できます。サバイバーにも一般の方にも日常のセルフケア技術としても習得をお勧めします。 人材育成やゲーム開発に携わったことのある私が、一風変わった練習ゲームを埋め込んで習得をガイドします。 認知再構成法とは とはいえ、普通の説明も少しさせてください […]
ACT(Acceptance and Commitment Therapy)という心理療法(の総称?)があります。これについて感情や実存を中心に扱う心理セラピストであるKojunが心理的困難のサバイバーの視点から解釈をしてみたいと思います。 ※ここでは独自の解釈や想いを書きますので、一般的なACTの […]
たとえば、買ったばかりのモノを傷つけてしまったとか、高価な本を雨に濡らしてしまったとか、やってしまうととても傷つく人へ。 傷ついていることすら気づいていない場合もあります。 まず気づいてみよう 「自分を責めてしまう」という性質に苦しむ人もいます。アダルトチルドレンにもあるようです。 そもそも自分を責 […]
漠然とした不安や気分の落ち込みについては、私の心理カウンセリングで主テーマとして扱うことは稀ですが、少し意見を書いておきます。 原因(対処法)は複数あるかもしれない なんでも複数の原因があり得ますが、漠然としたお悩みほど、原因が複数ある可能性を想定することが重要になるように思います。 ここでいう「原 […]
現在進行形の家族の問題は、Kojunのところでは主テーマとしてあまり扱わないですが、それでもよくある家族のコミュニケーション問題について、入門的な視点を書いておきます。 円環的悪循環を扱う必要があるかどうか 家族の問題はコミュニケーションのやりとりが、相互に影響して問題を悪化、または維持している場合 […]
今回はポジティブ心理学のPERMA(パーマ)を大人のサバイバー(ACEs、アダルトチルドレン、トラウマ経験者など)の視点で参考にしてみます。オリジナルから少し離れるかもしれませんが。 P: ポジティブ感情 Positive emotion 長期間の生きづらさを生きるACなどにとっては、これは次のよう […]
私は元ゲーム業界でゲームを企画開発していました。そして今、心理セラピストです。この二つの仕事には似ているところがあります。 それは、偶然の力を使うということです。 偶然の反対は作為です。開発側からみたゲームとは偶然を取り入れた作為のことです。 王様と占い師 参謀が王様に対して、「この戦争は撤退したほ […]
未来志向は未来を志向することです。過去から目を背けることではありません。 ポジティブ vs アンチネガティブ ポジティブ心理学というのも、おそらく本来はポジティブを扱うということであって、ネガティブから目を逸らすことではないはずです。 しかし、「ネガティブに向き合えないからポジティブ心理学を好んでい […]
とある先生が「フォーカシングは身体指向とはちがうんだがなあ」と言ったとか、言わなかったとか。 たしかに、フォーカシングは身体指向だというのは、ちょっと誤解のように思います。 なにが正しいかはともかく、ちょっとマニアックな個人の意見を書いています。 ※権威ある定義の解説ではありません。 身体だけではな […]
ちょっとした不安で動けない場合や、広義トラウマや愛着などの深層の心の問題が概ね解けている場合、行動が不安を解消してゆくことがあります。 行動は不安の特効薬とも言われるのは、そのような場合のことを言っているのでしょう。 さて、それが自分に有効かどうか、検討するときに次のようなことが参考になるかましれま […]
とはいえ、すでに差し迫っているという人たちも増えてくると思いますので、とりいそぎ家族の高齢化に関する入門となる情報を挙げておきたいと思います。私のクライアントも中年期の方が多いので、それぞれ家族の老いが生活環境に影響していることが多いです。多くの人にとって他人事ではなくなると思います。 公的な窓口 […]
危険が迫っているときの「こわい」なら、危険回避行動を取ってください。安全確保ですね。 恐がりたくないのに「こわい」ときはの対処法を一つは挙げてみます。 それは、「こわくない」と言わずに「楽しみだ」と言ってみることです。 心理カウンセリングで何かに向き合うときにも、「こわくない」と言っちゃうと克服プロ […]
強い不安についての応急対応には、呼吸法が有名ですが、ここではそのほか2つのアプローチを紹介して比べてみます。 タッチ 1つは、現実に近づくアプローチ。 目の前の現実に五感を触れさせます。テーブルや壁などの、目の前のモノに触ります。 そして、手すりなどに触れます。目の前の人の体に触れるわけにはいかない […]
こわくて動けないときの、シンプルな対処法の1つを挙げます。 「こわくない」と言わずに、「楽しみだ」と言ってみます。 心理カウンセリングで、クライアントさんのプロセスが進むときも「楽しみだ」が出ることがあります。「こわくない」のではなくて「楽しみ」、「こわいけど楽しみ」などです。 「こわい」を消すため […]
Points of You 実践講座 Just be編 – あるがままを観る(マインドフルネスで心の目を開く) の補講です。 投影か五感か Points of Youのプロセスは、知識や世界観の投影を現実と混同することを退けて、あるがまま観察(五感やinner search)を促すという […]
熊野宏昭教授の講演におじゃまいたしたした。 マインドフルネスの報道が改善されてきたようです。 マインドフルネスは「集中」と「広がり」と説明してるのに、それを取材したテレビでは「集中」だけが報道されてきた。そんな取材はお断りと主張して、やっと、ちゃんと報道してくれるようになってきたそうです。 どおりで […]
新しい生き方へ踏み出すために、必要なこと・・・それは、「必要なものを揃える」という発想を脱すること。 「目標を決めて、そのために必要なものを揃える」、これちょっと危ないのです。 「必要なものを揃える」というのは、「できない理由を探す」ということと心理的に相性がよいのです。 一般的に、新しい生き方を模 […]
今回は、 言いにくいことの伝え方をお伝えします。この分野もいろいろと研究されているようですが、それらを全て習得するのは大変です。ですので、3つだけ実践してください。
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