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感情マスタリー

  • 2018-06-28

「無意識」の結果が「意識」に現れる

20世紀の三大発見の1つが、「無意識」だそうです。その言葉はほとんどの人が知っていますが、その意味はほとんどの人が知りません。なんせ、無意識ですから。 「自動車の運転で無意識にウインカーを出す」みたいに、意識が自動化したような無意識もあります。これは分かりやすいです。何が起こったか、振り返って自覚す […]

  • 2018-06-19

自分の本当の感情に気づいたときの注意点

私は、自分の本当の感情に気づくことをお勧めしています。ですが、もう一つ大切なこと、気づいてどうするかということを書きます。 気づくというのは、たとえばこんなことです。 「あの人にアドバイスしたい。それはその人のためだと、意識では思っている。しかし、その裏に怒りの感情が隠れていた」 さて、そんな風に気 […]

  • 2018-06-18

ルールを破るには光が必要

ルールを知らないのと、ルールを破るのは、だいぶ違います。 ルールを知らないと闇の支配を受けます。つまり、無意識の防衛反応に操られます。 ルールを破るときには、光を使います。つまり、本当の望みを知る必要があります。 闇に支配されてルールを破っているひとは、ルールを知らないのと同じです。それは、ルールの […]

  • 2018-06-16

「癒やし」なんていらない?

「癒しなんていらない」と言う人がいます。おそらく、「癒し」という言葉の意味を慰めや与えられる安らぎのように思っているのかと思います。 「与えられたい」という気持ちがある人は、癒し聞いて、は与えられる慰めや安らぎを思い浮かべます。そして、「いらない」と言います。 「いらない」と言うのは、それを求めて得 […]

  • 2018-06-06

売り込みを断れない人の心理

売り込みを断れない人の特徴として、相手を納得させないといけないお思っているということが挙げられます。 しつこい勧誘は、断ると、その理由を尋ねてきます。それにちゃんと答えようとするわけです。 断るために相手を納得させようとしているということは、「相手が納得しなければ買わなければいけない」というルールを […]

  • 2018-06-03

嘘がバレるのは、隠そうとするから

嘘がバレるのは、隠そうとするからでしょ。 女性の方が嘘が上手いというのは、嘘をつくことは必要なことと了解しているからでしょう。 嘘がバレてはいけないという心理的な圧が高いほど、隠そうとする反応が出てしまい、嘘がバレるわけです。 「鞄の中身を確認させていただけませんか?」と言われて、怒鳴り始めたら、あ […]

  • 2018-05-25

怒ることができない人の世界観は暴力的

怒りを表現することが抑圧されている人がいます。 「私、怒れないんです」と自覚している場合もありますし、冷静な顔でしか「怒ってます」と言えない人もいます。 そういう人は穏やかと言えばそうでもありますが、世界観が暴力的とも言えます。 心理セラピーの現場で、「このクッションに怒りをぶつけてください」と指示 […]

  • 2018-05-14

泣き止むには、まず泣かないとね。

泣き止むには、まず泣かないとね。 かつて自身のセラピーに没頭した頃、自分の中の何かが泣き止むという体験をしました。 泣きやんでみて、初めて悲しみがあったことが分かったのです。 それ以前に自分の中で何かが泣いているという感覚があったわけではないのよ。「泣いている感覚が無くなった」という体験ではなく、「 […]

  • 2018-04-26

「目を逸らすためのポジティブ思考」か「ポジティブ思考だから直視できる」か

ポジティブ思考もいろいろです。 心理的な問題に直面している方に、長い目では本当の幸せへのプロセスかもしれませんよと言うことはあります。ポジティブ思考っぽいです。 なぜ言うかというと、そのような考えが頭の片隅にある人の方が幸せへ向けて進むことが多いからです。 嫌な経験をしたけど、気にしないようにしよう […]

  • 2018-04-18

隠れた感情に「気づく」レベルと「触れる」レベル

隠れた感情に気づくことで、日常の様々な問題が解決します。 それを、人に暴かれるのではなくて、自分で実践するのが、自分の心との対話のススメ。 さて、人生レベルの様々な問題の解決にも、同じようなプロセスがあります。気づくのではなくて、触れるという違いがありますが。 そのレベルでは、「気づきましょう」では […]

  • 2018-03-31

弱みをみせられない立場は、人を弱くする

弱さを認められない 傾向として、とくに男性の社長さんとか、管理職とかは、自分が恐がっていることを認めると自分が弱くなると思っていたりします。 実は、弱いから認められないし、認めないから弱いんだけどね。 たとえば、ある社長・・・ 「裏切り者のあいつが、2ちゃんねるにオレの悪口を書いている!!」 Th「 […]

  • 2018-03-28

なぜ人は人を攻撃するのか?

なぜ人は人を攻撃するのか? これは私の子供のこれからの疑問でした。 ※特別に攻撃的な人の話ではなくてです。 そして、この謎は、ときどき訊かれる質問でもあります。 心理学的には「防衛」として説明されることが多いかと思います。 いくつかの観点がありますが、一つの答えを出してみます。 怒ったり、怒鳴ったり […]

  • 2018-03-23

「助けて」と言えない人へ

「助けて」と言えない人には、その理由があります。 問題が軽ければ、頑張って「助けて」と言ってみるのも良いでしょう。深い問題は心理セラピーでアプローチするのが良いでしょう。 ここで紹介するのは、真の理由を受け入れることで、「助けて」と言えるようになるというアプローチです。 これは恐怖の感情を受け入れる […]

  • 2018-02-22

「恐れ」と「怖れ」

このブログで度々触れているテーマですが、「恐れ」と「怖れ」の違いをまとめておきます。 多くの人は、恐がることは弱さだと思っています。そして、恐がらないように努力すると強くなると思い込んでいます。ですが、事実はそうでもありません。 正式な定義ではなく、ここだけの言葉の使い分けですが、心の悩みの解決に挑 […]

  • 2018-02-04

感情の悩みは、生物的自分と社会的自分の間にある

心理的な悩みの根本解決(気を紛らわすとかの対症ではなく)をめざすとき、「葛藤」ということが起こります。葛藤は問題ではなく、解決プロセスなのです。ですので、ドラマ(名作映画など)では葛藤を描くことが肝とされているわけです。 王族や英雄が主人公のドラマはともかく、現実的な個人の悩みの場合、葛藤は「生物的 […]

  • 2018-02-03

ネガティブな感情的は、解放が抑圧かのどちらかへ向かいます

ネガティブな感情的は、解放が抑圧かのどちらかへ向かいます。(「ネガティブ」は悪いという意味ではなく、本能的にそれを避ける行動を導く不快系の感情グループを表します) 受け入れ解放すれば、減ります。目を背け抑圧すると、隠れて残り続けます。 喩えるなら、ゴミを家の外に出しすか、タンスに隠すか。出せば見える […]

  • 2018-02-02

自分と向き合うとは、感情を「所有」すること

自分と向き合うことを、「感情を受け容れる」とか言いますね。セラピーで言うところの「解放」も、それを含みます。 「受け容れる」という言葉のは、分かりやすさを狙った言葉で、人によって様々なニュアンスを持ちます。 専門的には、より中立な表現で「感情を所有する」と言ったりします。 今回は、この感情の所有をみ […]

  • 2018-01-23

自分の問題から目をそらすと、他人の問題を解決したくなる

自分の問題から目をそらした人は、他人の問題を解決したくなります。 なので、心理分野で客が多いのは支援者になるためのスクールや講座。 自分のお腹が痛いから、他人の盲腸を切りたがるとでもいいますか。 自分の問題をすべて解決してからでないと支援ができないというわけでありません。むしろ、自分の代わりに他人の […]

  • 2018-01-09

「相手ではなく、自分を変えよう」の勘違い

「相手ではなく、自分を変えよう」というアドバイスがあるそうですが、変える方法を提供してないですね。 自分のほうから友好的にでるとか、自分の態度を変えることだと思ってしまいます。そこじゃないんですよね。それは相手を変えようとしてることの変形に過ぎない。 もっと深い所を変えないと。 ポイントは2つ。 ポ […]

  • 2018-01-08

人を批判したくなったとき

Hate or Wish コメディアンの浜ちゃんがブラックフェイス(顔を黒く塗る黒人仮装メイク)をして、黒人差別だと批判されています。 「傷つく人がいることを知らないなんて、日本の恥だ」 「目を疑います」 また、それに反対の意見も。 「黒人差別の意図はない」 「騒ぐ方こそ差別感ある証拠だ」 この様相 […]

  • 2018-01-03

人がチャレンジから逃げるとき

人がチャレンジから逃げるとき、逃げると決めてから、その理由を考え出します。そして、その理由があるから逃げることにしたのだと思い込みます。 このメカニズムは人の心理法則みたいなものなので仕方ないのです。 逃げることにした本当の理由は隠されます。それが隠されている限り、心は自由になりません。無意識の中の […]

  • 2017-12-22

なにが嫌なのか、こっそり言ってみよう

たとえば、「死ね」なんて語彙に安易に頼らないほうがよいですよ。 倫理や道徳ではなくて、心理の観点から自分のために。 何が嫌なのか、こっそり独り言を言ってみましょう。 「むかつくーっ」 おしい! 何が嫌なのか、こっそり言ってみましょう。 「あいつの嫌なところ」ではなく、「自分が嫌がっていること」ですよ […]

  • 2017-11-01

「英雄の旅」と「心の知能」「アウェアネス」

ここでは、深層心理セラピーに見られるプロセスをジョーゼフ・キャンベルの「英雄の旅」理論をベースに、他の諸理論の概念も交えて述べてみます。 ※それぞれの元の理論の詳説ではありません。 人生の法則 – 「英雄の旅」理論とインナーゲーム 神話学者ジョーゼフ・キャンベルは古今東西の伝承や物語を調 […]

  • 2017-10-23

「信じる」と「疑わない」は別のこと

「人を信じることができない」という心理課題があります。いつも人に不信感をいだいてしまい、仲良くなれなかったりします。いつも疑いの目で人をみてしまう自分が嫌になることもあります。 本人にも、なんとかしようという気持ちがあります。その結果、「人を信じることができない」を補うために、「盲信」をします。 そ […]

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