CATEGORY

感情マスタリー

  • 2017-10-11

「人目を気にしない」を目指すよりも

「人目を気にして生きる、人からどう思われるか気にして生きる、そんな生き方をやめたい」というご要望をよく聞きます。いいテーマだと思います。 一方で、「人からどう思われるか考えよう」と言う人もいます。ただ、「人からどう思われるか気になるようになりたい」というご要望は聞きません。「人目が気になっているのに […]

  • 2017-10-01

感情を受け容れると、感情的にならない

攻撃されたわけでもないのに、人が攻撃的になる。これは、どのようにして起きるか。 感情的な攻撃のスパイラル 人は感情の抑圧によって、感情的になります。 逆に、感情を受け容れる(自覚する)と、感情的になりにくくなります。感情があるのと、感情的なのは違います。 抑圧のプロセス(一例) 不安や悲しみなどの感 […]

  • 2017-09-29

心の闇と光「気づかない」から「気にならない」へ

「心の闇」という言葉があるということは、「心の光」もあります。しかし、「心の光」という言葉はあまり使われず、「受け入れる」と表現されることが多いです。 「闇」とは、受け入れていないこと。目をそらしている、本当は有るけど無いことにしていること。その結果、見えなくなっているので「闇」といいます。 では、 […]

  • 2017-09-19

「恐がるな」=「チャレンジするな」

恐がることは悪いことだと思っていますか? 自分が何を恐がっているか知ることは、チャレンジには欠かせません。 私の経験からすると、男性経営者の多くは恐さを認めません。そして、心の課題をなかなか解決できないことが多いです。女性経営者は、恐さを認めてセラピーのプロセスを進め、そのビジネスを飛躍させることが […]

  • 2017-09-13

対人緊張・あがり症の克服シナリオ

「あがり症をなんとかしたいです」といきなり相談に来る人もいますが、多くの場合はファイナルファンタジーのセシルのような道をたどる人も多いです。 ここでは、あがり症を例に、そのよくみかける共通バターンについて書いてみます。 恐くなくなることが克服なのではない。 (心理セラピストKojun) 第1幕:優越 […]

  • 2017-09-12

「無意識」という言葉は理解されていない

無意識という言葉の意味について確認したいと思います。 意識されることなく精神内界で進行する心理過程が無意識です。 自分の内面について自覚できる(意志によって意識化できる)範囲(前意識)と、できない範囲(無意識)があります。 無意識という言葉は、「自動車運転に慣れた人は無意識にウインカーを出す」という […]

  • 2017-08-28

一切の恐さを避けて生きる

「恐い」と「楽しい」の身体反応は同じ。 ですので、一切の恐さを避けて生きると、人生を楽しむことは難しくなります。 やってみるとわかります。 チャンスがなくなるから得るものが少ないという意味ではありません。 両方の生き方をやってみるとわかります。

  • 2017-08-26

一万円の権利を千円の品と交換できるか

一万円以内の商品と交換できる券1枚もって量販家電店に入ります。一万円の商品ではなく、自分を幸せにする千円の商品と交換することができるようになるのは結構難しいようです。 このゲームを有利にするものは、すでに幸せを感じていること。 失敗するコツは、幸せを感じていると思いこもうとすること。 偽物の幸せを信 […]

  • 2017-08-18

熱心に売込むと客が離れる、熱心に助言すると友が離れる

「熱心に売込むと、客が嫌がる」という現象ありますね。「押し売りのつもりはなくて、本当によい商品を紹介しているだけなのに」というケースについての相談もあります。 「人に大事なことを教えようとしたら、拒絶された」という場合も似ています。 せつないですね。このパターンに入ってしまったら、早く乗り越えてしま […]

  • 2017-08-10

アドバイスされるのが苦手?

アドバイスされるは苦手ですか? 教えてもらえるのは有難いこと。でも、嫌な感じがすることがある。 たまには我慢して、素直に聴いてみる。素直にならなきゃ、と頑張ってみる。 素直になりたいのであれば、素直ではない自分にハグ。今回は、そのための方法を。 あなたが受け取っているもの 「そうじゃない方がいいと思 […]

  • 2017-08-06

嫌いな人のSNSには「いいね!」を押してしまう

苦手だなあ、イヤだなあと思うと、その人の投稿に「いいね」押してしまう。場合によっては、シェアまでしたりして。そして、コメントまで。ずぼらな自分が、苦手な人に限って漏らさずコメント返信してしまう。 分かりやすい時代になりました。 「いいね!」を押したくて押しているのか、押さずにはいられないのか? 自由 […]

  • 2017-07-29

「怒り」に関する様々なケース

怒りがおさまらない。ものごとが手につかないくらい。それをなんとかしたい。そんな悩みもあります。 解消方法は、それがなぜ起きているのかにも依るのですが、参考までに一般的なプロセスのことを書いてみます。 ※文章だけで個々のケースに対応できません。これはワークのマニュアルではありません。 相手を変えること […]

  • 2017-07-26

ポジティブ/ネガティブの扱い方の入門

ポジティブとネガティブの扱い方の入門です。実践ではいろいろと不思議なことが起こります。しかし、基本を勘違いしていると、まったく見当違いな努力をしてしまいます。今回は、その基本をざざっとまとめていました。 ネガティブ思考はお勧めしません ネガティブに思考する、すなわち、どのようにでも解釈できる出来事を […]

  • 2017-07-24

幸せへの必須能力、心の知性(EQ/EI)

人の成功や幸福を決定づけるものは、知能指数(IQ)ではなく、心の知能指数(EQ)/心の知性(EI)であることが数十年前から調査報告されているそうです。 これを高めるとはどういくことなのでしょうか? 自分の心の状態(主に感情)に気づくこと。それが根本だろうと思います。他者の気持ちを察するのも、自分の気 […]

  • 2017-07-20

すぐ喧嘩になる本当の理由 ~ 「こわがらない」という怖れ

こわがらないと、こわくなります。そして、喧嘩になります。 反射的に言い返すのは恐がっているから 例えば、店主(自分)が客から不満を言われたとします。「悪いのはあんただ」と、心の中でそのように思う。 例えば、セミナー講師(自分)に参加者が嚙みついたとします。そこで、「上手くいかないのはあなたのせいです […]

  • 2017-06-15

「嫌なのに誘いを断れない」人に必要な質問

「嫌なのに人の誘いを断れない」というケースについてお話します。 上司から昼休みのランチに誘われるが、断れずいやいや同伴してしまう。 嫌なんです。本当に嫌なんです。 友人は「断ればいいじゃないか」と言います。でも、どうやって断ればいいかわからない。 (相談例) このような人には、断る方法をいろいろとア […]

  • 2017-06-14

ネガティブ感情は大切、ネガティブ思考は有害

「感情のコントロール」というのは人気のトピックです。そんな本がたくさん出ています。一方で、「感情は大切」とも言われますが、こちらは人気がない。 ポジティブ・シンキングなるものが人気です。一方で、「ポジティブ・シンキングは勘違いされている」とか「間違ったポジティブ・シンキングが多い」とうことも言われま […]

  • 2017-06-13

「感情豊か」と「感情的」のちがい

「感情的」であることは、理性(気づく能力)を妨げる悪いこととされてきました。ふむふむ、そうですね。 「感情豊か」であることは、感性(感じる能力)を高める良いこととされています。ふむふむ、そうですね。 「感情はよいもの?わるいもの?」という問いをやめて、「感情的にならずに、感情豊かになるには?」という […]

  • 2017-06-06

あの人が嫌い!? 「怒り」と「怨み」は真逆です

ある人のことが嫌い。そんなとき、どうすればよいのでしょうか? どのように自分の感情と向き合えばよいのでしょうか? 感情をコントロールして抑えるのがよいのでしょうか? ⇒おすすめしません 相手に思い知らせてやった方がよいのでしょうか? ⇒おすすめしません それが過剰反応の場合は、心理セラピー等で、その […]

  • 2017-05-26

2種類の「あきらめました」が人生を左右する

今回は、あきらめたときの注意点とでもいうようなお話を。 人が「あきらめました」と言うとき、心理状態としては全く異なる2種類があります。 これらの区別は本人にとって難しいものです。 「あきらめる」ということの本来の意味は(A)です。そこには悲しみがあります。そして、悲しみは人間にとって必要な感情です。 […]

  • 2017-05-22

自分の内面に目を向けると、相手の気持ちをわかる準備ができる

感情知性とは自分をみつめる力、「心の闇」に先を越されないで。 営業さんの例 ある会社の営業グループでの講演セミナーで、「大切なのは自分の感情に気づくこと」というお話をしました。 見込み客が遠ざかるときには、 「あの人が商品を買ってくれないのは、その必要性をちゃんと理解していないだからだ」 というよう […]

  • 2017-05-02

心を開くことも必要だし、心が閉じることも必要

心を開くことは良いこと? 心が閉じるのは悪いこと? こんなような話をよく聞きます。 (なんらかのセッションで)心を開いたら、いじりまわされた。 (なんらかのワークショップで)心を開かないからダメなんだと言われた。 心を開くことも必要だし、心が閉じることも必要。 「自己開示しなさい」「感情に触れなさい […]

  • 2017-04-19

目に見えないものを見るためには、眼に観えるものをちゃんと観ないとね。

目に見えないものを見るためには、眼に観えるものをちゃんと観ないとですね。 勝手な推測を、まるで観たことのように思い込んでいると、本当のことが観えません。 思い込みは真実を隠します。 よい推測をするためには、それが推測であることを自覚しないとですね。   「あの女性は網タイツで色気を演出して […]

  • 2017-03-13

人は「困難」という言葉をおそれます。

人は多くの場合、実際にどうであるかではなく、どうあるべきかを答える。 たとえば、「困難」は無い方がよいので、「困難は無い」と言う。その結果、「困難」は見えない敵となる。 人は多くの場合、「実際にどうであるか」を観ることができない。 もがきながら「なにも困っていません」と言う人は多い。 人は多くの場合 […]

- protected -