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心の悩みの対処法

  • 2021-02-18

「変わりたくない」のではなくて「矯正されたくない」のだ

心理支援者(セラピストやカウンセラーなど)に相談に行くとこと躊躇する理由に、支援者に自分を変えようとされそうで嫌だというのがあります。 そこで「聴くだけ」という傾聴スタイルがカウンセリングの主流になったりしてきたのですが、一方では聴いてもらっただけでは解決しないお悩みもあります。 変化を手に入れたい […]

  • 2021-01-26

「頑張れ」が頑張れない人を増やす

立ち上がれないときは、二通りあります。 決断して、えいやっ、と思い切っれば立ち上がれる場合。 それをしても苦しいだけ、激痛が起きる場合など、諦めたほうがいい場合。ギックリ腰を想像するとよいでしょう。 思い切った方がいいとき(動きにくいとき) 諦めたほうがいいとき(動けないとき) で、なかなか立ち上が […]

  • 2021-01-06

嫌な過去を忘れるべきか

嫌な過去を忘れるべきか? 結論から言うと、「忘れるべき」は不正解であることが多いと思います。 自然に忘れてしまうならよいでしょうけど、忘れようとするのはそれとは違うかもしれません。 心理セラピーでは、過去にまつわる感情を解放したりします。その場合は、「忘れるのではなくて、解放しましょう」ということに […]

  • 2021-01-05

親から子への刷り込みを心配する母親へ

親子の関係については心理相談で頻繁に表れます。子育のご相談は専門外ではありますが、よくある話として、母として我が子に与える影響の心配をよく聞きます。 人生の足枷となる「助けを求めてはいけない」とか「人目を気にして生きろ」とか様々な刷り込みについて心配されます。 それに対してよくあるのが「そんなことな […]

  • 2020-12-27

性暴力被害の直後の相談

Kojunのところでちょっぴり多め 私は性別越境しているせいか、ずっと人に話せなかったという性暴力被害のトラウマに関するご相談がちょっぴり多めです。 Kojunの心理相談/心理セラピーに来られる方の依頼で多いのは、ある程度時間が経過した過去の出来事についての心の傷の癒しやPTSD症状の緩和です。 ど […]

  • 2020-12-27

依存症について

薬物・アルコールの依存症については、私の心理セラピーだけで扱うことが難しいです。 依存症の背後にある心理的な問題(自己肯定、愛着不安定、孤独感、罪悪感)を扱うには、私の心理セラピーが役立つ可能性があります。それは根本解決へのアプローチですが、ある程度前向きになった段階での挑戦がお勧めです。 複数の( […]

  • 2020-10-19

日常の中の先延ばし(行動制止)のゴースト

「光熱費の振込みを先延ばししてしまう」というような行動制止。発生してしまった費用だから、いずれは払うことになるのだけど、先延ばししてしまう。 心の課題が解けると、行動できるようになってくることがあります。 ※資源ゴミを出せない(準備するし、朝起きてるけど、なぜか収集場所に持っていけない)等のバリエー […]

  • 2020-10-08

「安心基地」と「好ましくない依存」の見分け方

ACや愛着不安定の癒やしに必要な「安心基地」と、悪循環となる「好ましくない依存」とは、どのように見分けられるでしょうか? 良い依存と、悪い依存とも言いかえることができるかもしれません。 ご相談されたときに答えていることを書きます。 「人に依存すること」について相談されること たとえば、愛着不安定の方 […]

  • 2020-08-03

インターネット検索だけで解決しない心の問題

心の問題を解決するために調べるとして、インターネットで調べても出てこない情報というのがあります。 インターネットで調べて分かることなんて、けっこう薄っぺらい知識だったりすることもあります。統計情報などは役に立つことがあります。 とくに、インターネットで自分の悩みのついで調べて、「○○障害、当てはまる […]

  • 2020-07-22

「無理せずに頑張る」とは、どういうことか?

苦しい現状を変えるのが難しいとき、無理してるから上手くいかないなんてことがあります。心理相談のお客さんは殆どそう。 でも、頑張って思い切ってみないと何も変わらないってのもある。 無理してはいけないし、無理しないといけない。 その謎を解いてみましょう。 たとえばフィットネスクラブに通おうと思っているけ […]

  • 2020-07-11

二者択一型のお悩みの「決まらない」系の解決とは?

二者択一型のお悩みというのがありますね。 やるか、やらないか。  右か、左か。 これの解決には、どちらか決まることや、第三の答えが決まることのように「決まる」系あります。 そして、「決まらない」系の解決もあります。 悩みから目をそらすことではないですよ。 二者択一型のお悩みの「決まらない」系の解決と […]

  • 2020-02-08

2通りのスモールステップ

行動計画には二通りあります。 (A)ゴールから逆算してスモールステップを決める。 (B)いま出来ることをやってみる。 (A)はコーチングや自己啓発でみかけるアプローチ。(B)はカウンセリングや行動療法でみかけるアプローチ。 似たようなことで、こんな観点もあります。 (a)面倒でやりたくないことを先に […]

  • 2020-01-21

人間関係に苦しむ八方美人

笑顔をつくるように心掛けるのではなくて、笑顔を抑えないように心掛けるのよ。 (心理セラピストKojun) 八方美人という病 「いつも誰にでも笑顔」の相談者がいます。 そんなにニコニコしていたら、さぞ人間関係は良好だろうと思われますが、お悩みはたいてい「人間関係が面倒」です。 心理カウンセラーの前でも […]

  • 2020-01-19

強烈な心理的なブレーキ

何かの行動がどうしても出来ない。普通なら出来るはずのことが出来ないというとき。 他人に説明できないなにかがあって、心臓が潰れそうな感じがする。 批判されそうだから理由を話せないものや、言葉に出来ない漠然とした感覚のものもある。 社会的な善し悪しはともかく、そうなっているには、理由がある。怠けてるとか […]

  • 2019-12-20

特性かトラウマか

発達障害の勉強会で対話して、思ったことを書いてみます。 私たちのような相談業の人が発達障害支援窓口を紹介するケースについて、「発達障害」という言葉が相談者にショックを与えるかもしれないということが言われていました。 私が発達障害支援窓口を紹介するとしたら、「発達障害かもしれないよ」というラベリングを […]

  • 2019-12-19

心血を注いだ仕事をクビになったときのショックについて

終身雇用の神話が崩れた今日、心血を注いだ店舗や仕事をクビになるということが、人生の中で起きることがあります。 収入面の心配だけではなくて、「あなたはいらない」と言われたことのショックが起きるかれません。 「クヨクヨしていても仕方ないので、次へ向けて進んでいく」ことになります。が、新しい状況に進んでも […]

  • 2019-12-12

「頑張れ」と「頑張るな」が両立する秘密

心理セラピストの助言が、一般的な説教とは真逆なんてことがあります。 一般的には「頑張らなきゃ」と言われるような状況で、心理セラピストが「頑張るのやめたと言ってみよう」といったりします。 実は「頑張れ」と「頑張るな」は、論理的には二者択一ですが、心理的には二者両立です。 問題は「頑張らないと言えないこ […]

  • 2019-11-15

正体の分からない不安

正体の分からない不安があることは、時に行動を制約することがあります。 正体を知ること 一般的には不安の正体を知ることは有効で、「何を心配しているのてすか?」とか、「行動するとどんなことが起きそうで心配なのですか?」との問いかけに対して、不安の正体が見えることがあります。 イメージの中に対象がある場合 […]

  • 2019-10-31

自分でなんとかしようとしない方がいいこともある

自分でなんとかしないといけないことと、自分でなんとかしようとしてはいけないことごあります。 なかなか解決しないことは、これを間違っているかもしれません。 自分でなんとかしやうとしていることを、自分でなんとかしようとしてはいけないのかも、と思ってみたり。 自分でなんとかしようとしてこなかったことを、自 […]

  • 2019-10-20

「こわい」ときには、「楽しみだ」と言ってみる

危険が迫っているときの「こわい」なら、危険回避行動を取ってください。安全確保ですね。 恐がりたくないのに「こわい」ときはの対処法を一つは挙げてみます。 それは、「こわくない」と言わずに「楽しみだ」と言ってみることです。 心理カウンセリングで何かに向き合うときにも、「こわくない」と言っちゃうと克服プロ […]

  • 2019-06-21

ブレーキを外してはいけない人もいる

背中を押しても動けない人がいてね、「ブレーキがある」なんて言われるのね。そうなると、自己啓発や古典的なコーチングが効かないなんて言われるにゃ。 で、ブレーキを外すセラピーというのがあたりする。 たとえば、対人不安があるから伸び伸び活躍できないという場合、対人不安を解消すると伸び伸び活躍できたりする。 […]

  • 2019-05-05

必要以上に怒る人は、必要なときに怒れない

必要以上に怒る人は、必要なときに怒れない。というようなケースがあります。 人は怒るとき、何かの危険や不安を感じています。 怒りはそのリスクに対する対処なのですが、その恐怖に負けてしまうとリスクが何なのか見えなくなることがあります。 その状態をKojunは「怖れ」と呼びます。 「あー、あの人のことかぁ […]

  • 2019-04-29

原因と罪悪と責任

原因と罪悪と責任は別のことです。 誰が原因をもっているかということと、誰が悪いのかは別のことです。 どこに行ってもイジメられるとしたら、イジメられる原因を自分がもっているかましれません。それは、必ずしも自分が悪いということではありません。 社長は責任をとります。社長に原因がなくても、社長が悪くなくて […]

  • 2019-04-09

強めの一時的な不安イメージの応急対処

強い不安についての応急対応には、呼吸法が有名ですが、ここではそのほか2つのアプローチを紹介して比べてみます。 タッチ 1つは、現実に近づくアプローチ。 目の前の現実に五感を触れさせます。テーブルや壁などの、目の前のモノに触ります。 そして、手すりなどに触れます。目の前の人の体に触れるわけにはいかない […]

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