ブログ
- 2018-08-05
思考を否定することが、感情アクセスではない
感情に気づくことは、あらゆる問題の解決のカギであり、宝の宝庫です。 一説によると、思考と感情は同時に使えません。また、感情を避けるために、思考していることも多いです。 ですので、感情へのアクセスを促すために、よく「考えてはいけません」などと言われたりします。 でも、思考を否定しても、それは思考の否定 […]
- 2018-08-04
どちらのセラピストが必要か
光の話。 多くの人は信じませんが、たとえば、クレーマに悩む社長が、自分が恐がったことを認めたら、次回からクレーム対応が楽になります。このプロセスは旅です。 自分のネガティブ感情を認めることは「光」、解決のカギ。 光のセラピストは言います、「感情を感じなさい。あなたはそれが出来ていないからダメなのです […]
- 2018-07-28
ムカつく相手はあなたのシャドウ投影(影の投影)!?
心理現象の「シャドウ投影(影の投影)」についておさらいです。 ここでの定義は、自分の中に隠しているものが、他人に投影されて見えることとします。 投影されて見えているもの(嫌いな相手のイメージなど)「シャドウ投影」が単に「シャドウ(影)」と呼ばれることもあります。鏡に映った「顔の鏡像」を見るとき単に「 […]
- 2018-07-24
「アウェアネス」と「心理学的理解」の違い – 心の悩みを解くのはどっち
無意識や前意識にあるものを意識化することで、心の問題が解けてゆくというセラピープロセスというものはあります。しかし、それは自分と向き合う、アウェアネスということであって、心理学的に理解するということではありません。 「あー、だから私はこうなっているのかあ」と解ったところで、解決するとは限りません。 […]
- 2018-07-23
心の闇を解くために、灯りを消しましょう
心の闇とは、真実を隠す力。 その話の前に、灯りを消しましょう。 不安が本当の気持ちを隠す たとえば、同業者はお互いに競合関係にあります。だから、「自分のお客をとられたら嫌だな」とか「同業者の客をとってしまったら、嫌われちゃう」という不安のようなものが発生することがあります。 そこで、即座にそれを隠す […]
- 2018-07-23
カウンセリングでなにを話すの?
たいていは問題を話すことができません。 「針が刺さって痛い」と言うことができずに、「となりにハリネズミ君が引っ越してきたのは間違いだ」という話をします。 「間違いだ」「正しくない」「けしからん」「バカだ」「どうしようもないね」とは言えますが、「痛い」とは言えません。 言えないから痛みを解決できないの […]
- 2018-07-19
解くのは本人です – 本人中心アプローチ
セラピストは解けやすくしますが、解くのは本人です。本当にそうです。 人を自由にすることはできません。人は自由になることができます。 「じゃあなんのためにセッション代を払うのか」と言う人もいます。そういう人はがっかりして、申し込まないです。 20年かかるところを2~3ヶ月に短縮したりは出来ます。 その […]
- 2018-07-18
現代のセラピーは、矯正から願いへ
昔のセラピーは社会の常識に合わせるために、異常を矯正するものでした。今は、本人の望みをかなえるためのものです。そんなことを時々、記事に書いています。 でも、昔は本当に異常なものを矯正するものだったのだなあと思います。 たとえば、動物に育てられた子供が保護されたのち、結局人間の生活になじめずにジャング […]
- 2018-06-28
「無意識」の結果が「意識」に現れる
20世紀の三大発見の1つが、「無意識」だそうです。その言葉はほとんどの人が知っていますが、その意味はほとんどの人が知りません。なんせ、無意識ですから。 「自動車の運転で無意識にウインカーを出す」みたいに、意識が自動化したような無意識もあります。これは分かりやすいです。何が起こったか、振り返って自覚す […]
- 2018-06-25
一緒にいる人が薬になる、人薬(ひとぐすり)
もう1つのセラピーともいえる、人薬(ひとぐすり)について書きます。 精神リハビリ施設などで、他の患者さんたちと一緒にいることで、 ウツ などが改善に向かうことを「人薬(ひとぐすり)」と言ったりします。 「○○療法が効く」なんて言っているケースの多くも、実はそれを実践している施設やグループにおける人薬 […]
- 2018-06-19
自分の本当の感情に気づいたときの注意点
私は、自分の本当の感情に気づくことをお勧めしています。ですが、もう一つ大切なこと、気づいてどうするかということを書きます。 気づくというのは、たとえばこんなことです。 「あの人にアドバイスしたい。それはその人のためだと、意識では思っている。しかし、その裏に怒りの感情が隠れていた」 さて、そんな風に気 […]
- 2018-06-18
ルールを破るには光が必要
ルールを知らないのと、ルールを破るのは、だいぶ違います。 ルールを知らないと闇の支配を受けます。つまり、無意識の防衛反応に操られます。 ルールを破るときには、光を使います。つまり、本当の望みを知る必要があります。 闇に支配されてルールを破っているひとは、ルールを知らないのと同じです。それは、ルールの […]
- 2018-06-16
「癒やし」なんていらない?
「癒しなんていらない」と言う人がいます。おそらく、「癒し」という言葉の意味を慰めや与えられる安らぎのように思っているのかと思います。 「与えられたい」という気持ちがある人は、癒し聞いて、は与えられる慰めや安らぎを思い浮かべます。そして、「いらない」と言います。 「いらない」と言うのは、それを求めて得 […]
- 2018-06-06
売り込みを断れない人の心理
売り込みを断れない人の特徴として、相手を納得させないといけないお思っているということが挙げられます。 しつこい勧誘は、断ると、その理由を尋ねてきます。それにちゃんと答えようとするわけです。 断るために相手を納得させようとしているということは、「相手が納得しなければ買わなければいけない」というルールを […]
- 2018-06-04
私のセラピスト観を神話風に
私のセラピスト観を神話風に書いてみます。 ・・・ 一度も自分を生きたことがない人が、道徳だの倫理だの言って、罪なき人々を叩く。 怖れに負けて人を叩く。人を叩くことに人生を捧げる。 人の道を説くということは、特定の道を外れた者を人間扱いしないという宣言。 叩かれた人を人間扱いする。それは自分を生きた人 […]
- 2018-06-03
嘘がバレるのは、隠そうとするから
嘘がバレるのは、隠そうとするからでしょ。 女性の方が嘘が上手いというのは、嘘をつくことは必要なことと了解しているからでしょう。 嘘がバレてはいけないという心理的な圧が高いほど、隠そうとする反応が出てしまい、嘘がバレるわけです。 「鞄の中身を確認させていただけませんか?」と言われて、怒鳴り始めたら、あ […]
- 2018-05-25
怒ることができない人の世界観は暴力的
怒りを表現することが抑圧されている人がいます。 「私、怒れないんです」と自覚している場合もありますし、冷静な顔でしか「怒ってます」と言えない人もいます。 そういう人は穏やかと言えばそうでもありますが、世界観が暴力的とも言えます。 心理セラピーの現場で、「このクッションに怒りをぶつけてください」と指示 […]
- 2018-05-14
泣き止むには、まず泣かないとね。
泣き止むには、まず泣かないとね。 かつて自身のセラピーに没頭した頃、自分の中の何かが泣き止むという体験をしました。 泣きやんでみて、初めて悲しみがあったことが分かったのです。 それ以前に自分の中で何かが泣いているという感覚があったわけではないのよ。「泣いている感覚が無くなった」という体験ではなく、「 […]
- 2018-04-26
「目を逸らすためのポジティブ思考」か「ポジティブ思考だから直視できる」か
ポジティブ思考もいろいろです。 心理的な問題に直面している方に、長い目では本当の幸せへのプロセスかもしれませんよと言うことはあります。ポジティブ思考っぽいです。 なぜ言うかというと、そのような考えが頭の片隅にある人の方が幸せへ向けて進むことが多いからです。 嫌な経験をしたけど、気にしないようにしよう […]
- 2018-04-25
本当の解決をしたいなら、ネガティブ感情を怖れないセラピストがよい
ネガティブな感情をなくすのが仕事だと思っているセラピストがいます。 「悲しい」を「悲しくない」に変える。泣いている人を、笑っている人に変える。 これは、セラピストがクライアントに好かれたり感謝されるためのセッションです。クライアントのためのセッションではありません。 セラピスト訓練のデモを見ていて多 […]
- 2018-04-22
真実を味方につけるカウンセリング
真実が味方になると頼もしい。 「真実を受け入れたら、楽になった」という経験をすると、真実が味方になる。 「カウンセラーに慰められたから、楽になった」という経験をすると、カウンセラーが味方になるけど、それは真実ほど頼もしくない。 だから、今まで出会ったカウンセラーは、ここぞというとき、慰めずに見守って […]
- 2018-04-18
隠れた感情に「気づく」レベルと「触れる」レベル
隠れた感情に気づくことで、日常の様々な問題が解決します。 それを、人に暴かれるのではなくて、自分で実践するのが、自分の心との対話のススメ。 さて、人生レベルの様々な問題の解決にも、同じようなプロセスがあります。気づくのではなくて、触れるという違いがありますが。 そのレベルでは、「気づきましょう」では […]
















