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ブログ

  • 2017-10-23

「信じる」と「疑わない」は別のこと

「人を信じることができない」という心理課題があります。いつも人に不信感をいだいてしまい、仲良くなれなかったりします。いつも疑いの目で人をみてしまう自分が嫌になることもあります。 本人にも、なんとかしようという気持ちがあります。その結果、「人を信じることができない」を補うために、「盲信」をします。 そ […]

  • 2017-10-11

「人目を気にしない」を目指すよりも

「人目を気にして生きる、人からどう思われるか気にして生きる、そんな生き方をやめたい」というご要望をよく聞きます。いいテーマだと思います。 一方で、「人からどう思われるか考えよう」と言う人もいます。ただ、「人からどう思われるか気になるようになりたい」というご要望は聞きません。「人目が気になっているのに […]

  • 2017-10-01

感情を受け容れると、感情的にならない

攻撃されたわけでもないのに、人が攻撃的になる。これは、どのようにして起きるか。 感情的な攻撃のスパイラル 人は感情の抑圧によって、感情的になります。 逆に、感情を受け容れる(自覚する)と、感情的になりにくくなります。感情があるのと、感情的なのは違います。 抑圧のプロセス(一例) 不安や悲しみなどの感 […]

  • 2017-09-29

心の闇と光「気づかない」から「気にならない」へ

「心の闇」という言葉があるということは、「心の光」もあります。しかし、「心の光」という言葉はあまり使われず、「受け入れる」と表現されることが多いです。 「闇」とは、受け入れていないこと。目をそらしている、本当は有るけど無いことにしていること。その結果、見えなくなっているので「闇」といいます。 では、 […]

  • 2017-09-21

「生きる意味」はちょっと危ない概念だと思います

「生きる意味」はちょっと危ない概念だと思います。 心理療法の世界では、「存在(そんざい)」と「生存(せいぞん)」を区別します。 「死にたい」の2つの要素 希死念慮(きしねんりょ)をもつ人は、2つの苦しみをもっていたりします。1つは「苦しみから逃れたい」(死ぬことで苦しみが終わることを期待)、もう1つ […]

  • 2017-09-20

「生存」と「存在」を区別できるセラピストを探す必要がある場合とは?

ある種の薄っすら希死念慮 経済苦や病苦などの「辛い状況から逃れたい」という意味とは異なる希死念慮を扱うときは、「生存」と「存在」が区別できているセラピストを選ぶのがよいでしょう。 「死にたい」と「消えたい」の違いです。用語の定義どうのではなくて、扱いの区別です。 心理セラピーでも「存在」という言葉を […]

  • 2017-09-19

「恐がるな」=「チャレンジするな」

恐がることは悪いことだと思っていますか? 自分が何を恐がっているか知ることは、チャレンジには欠かせません。 私の経験からすると、男性経営者の多くは恐さを認めません。そして、心の課題をなかなか解決できないことが多いです。女性経営者は、恐さを認めてセラピーのプロセスを進め、そのビジネスを飛躍させることが […]

  • 2017-09-15

人間の多様性(マイノリティからダイバーシティへ)

人間の多様性についても、ブログ記事に書いてゆこうかなと思っています。 以前は、マイノリティ(少数派)として扱われていた分野が、ダイバーシティ(多様性)と捉えられるようになってきました。 たとえば、身体障害では、テクノロジーやユニバーサルデザインによって、以前は障害だったものが今後は障害ではなくなって […]

  • 2017-09-13

対人緊張・あがり症の克服シナリオ

「あがり症をなんとかしたいです」といきなり相談に来る人もいますが、多くの場合はファイナルファンタジーのセシルのような道をたどる人も多いです。 ここでは、あがり症を例に、そのよくみかける共通バターンについて書いてみます。 恐くなくなることが克服なのではない。 (心理セラピストKojun) 第1幕:優越 […]

  • 2017-09-12

「無意識」という言葉は理解されていない

無意識という言葉の意味について確認したいと思います。 意識されることなく精神内界で進行する心理過程が無意識です。 自分の内面について自覚できる(意志によって意識化できる)範囲(前意識)と、できない範囲(無意識)があります。 無意識という言葉は、「自動車運転に慣れた人は無意識にウインカーを出す」という […]

  • 2017-09-08

立ち止まること

10年前にニューヨークで通りがかりに入った教会があります。最近になって、それが有名なセント・パトリック大聖堂だったと知りました。『英雄の旅』のジョセフ・キャンベル博士も特別な場所として紹介しています。 旅行中に通りかかり、観光案内もなく、入ってよいものか不明でした。ですが、とにかく入ってみたのです。 […]

  • 2017-09-07

グループセッションでの自己開示

一連のグループセッションを終えました。ご協力方々や参加者のおかげさまで、大変もりあがりました。 グループセッションで、よく一部の参加者が言われること。「心を開きたい、自分を開示してみたい、でも抵抗もある。でも、今回は大丈夫な予感がして来てみた」 何を話すか話さないか、ご自身で判断していただいています […]

  • 2017-09-01

心理セラピストの私からみた「占い」

「占い」って、心理職の私からみると、どんなものでしょうか。 ※「占い」といってもいろいろありますが、ここでは古来からある「卜占(ぼくせん)」、偶然に意味を施すようなものについてです。「あんた、このままでは不幸になる」のように、決めつけて、人の可能性を狭める類は除外します。 私や心理系の同業者にみかけ […]

  • 2017-08-28

一切の恐さを避けて生きる

「恐い」と「楽しい」の身体反応は同じ。 ですので、一切の恐さを避けて生きると、人生を楽しむことは難しくなります。 やってみるとわかります。 チャンスがなくなるから得るものが少ないという意味ではありません。 両方の生き方をやってみるとわかります。

  • 2017-08-26

一万円の権利を千円の品と交換できるか

一万円以内の商品と交換できる券1枚もって量販家電店に入ります。一万円の商品ではなく、自分を幸せにする千円の商品と交換することができるようになるのは結構難しいようです。 このゲームを有利にするものは、すでに幸せを感じていること。 失敗するコツは、幸せを感じていると思いこもうとすること。 偽物の幸せを信 […]

  • 2017-08-18

熱心に売込むと客が離れる、熱心に助言すると友が離れる

「熱心に売込むと、客が嫌がる」という現象ありますね。「押し売りのつもりはなくて、本当によい商品を紹介しているだけなのに」というケースについての相談もあります。 「人に大事なことを教えようとしたら、拒絶された」という場合も似ています。 せつないですね。このパターンに入ってしまったら、早く乗り越えてしま […]

  • 2017-08-17

諦めるから倒れない

赦す(ゆるす)と弱くなるのか カウンセリングに行くのは弱い人間だ、と思っている経営者や男性は多いです。 ※この記事を書いた当時はそうでした。 実はこれは日本の場合です。欧米では、エグゼクティブはカウンセラーを雇います。 コンサルタントは正すのが得意。カウンセラー/心理セラピストは赦す(ゆるす)のが得 […]

  • 2017-08-16

相談したいけど、秘密を話したくない

相談したいけど、秘密を話したくない。人に言えない悩み。 はたして、秘密をばらされることが心配なのでしょうか? 本当は何を心配しているのか? もしかすると、説教されると思っていませんか? 一例として、「リストラされたが、どうしていいか分からない」という状況を挙げましょう。 人に相談すると、「現実をみま […]

  • 2017-08-14

見ている世界が違うということを感じとれてこそ、つながり

「対話」は「会話」とは違うそうです。 お互いに見ている世界が違うことを前提に話すのが「対話」。 カウンセリングやコーチングでは、評価・判断(自分が見ている世界を相手に押し付ける)を控えるようにと教えられます。 しかし、「私にはそう見える」と付け加えたり、「ちょっと思ったことを言ってみてもいいかなあ」 […]

  • 2017-08-13

頼みごとが苦手 ~ 助けを求める練習のコツ

助けを求める能力を援助希求能力と言ったりします。そこには、助けを求める相手を見つけること、頼み方などが含まれますが、なかには「助けて」と言うことに強い抵抗があるという人もいます。 「助けてと言えない」病みたいな感じですね。 実はこの心理課題を持っていると、人生の中盤あたりから、大きな仕事ができなくな […]

  • 2017-08-10

アドバイスされるのが苦手?

アドバイスされるは苦手ですか? 教えてもらえるのは有難いこと。でも、嫌な感じがすることがある。 たまには我慢して、素直に聴いてみる。素直にならなきゃ、と頑張ってみる。 素直になりたいのであれば、素直ではない自分にハグ。今回は、そのための方法を。 あなたが受け取っているもの 「そうじゃない方がいいと思 […]

  • 2017-08-08

「ゆるせない」。それを言うということは、ゆるさないといけないと思ってる?

「ゆるせない!!」。と言う前提には、ゆるすべきだとか、ゆるすのが綺麗なことだとか、そんな何かがありますよね。 そこでいう「ゆるす」は、腹を立てないこと、嫌な顔をしないこと、だと思われています。それを頑張っていると、事態は悪化します。 なんども言いますが、精神的な「ゆるし」というのは、怒らないことでは […]

  • 2017-08-06

嫌いな人のSNSには「いいね!」を押してしまう

苦手だなあ、イヤだなあと思うと、その人の投稿に「いいね」押してしまう。場合によっては、シェアまでしたりして。そして、コメントまで。ずぼらな自分が、苦手な人に限って漏らさずコメント返信してしまう。 分かりやすい時代になりました。 「いいね!」を押したくて押しているのか、押さずにはいられないのか? 自由 […]

  • 2017-08-02

「コンフォートゾーン(安心領域)の外へ出るんだ」とアドバイスされると動きにくくなる

「コンフォートゾーン(安心領域)の外へ出るんだ」とアドバイスする人がいます。それを迫られて、嫌になったことがありませんか? 分かっているけど、押したり引っ張ったりされると、なおさらダメになってゆく。 馴化に困難がある コンフォートゾーンの外へ出るために、不安を押し殺して上手くいった人は、他人にもその […]

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