- 2020-01-19
強烈な心理的なブレーキ
何かの行動がどうしても出来ない。普通なら出来るはずのことが出来ないというとき。 他人に説明できないなにかがあって、心臓が潰れそうな感じがする。 批判されそうだから理由を話せないものや、言葉に出来ない漠然とした感覚のものもある。 社会的な善し悪しはともかく、そうなっているには、理由がある。怠けてるとか […]
何かの行動がどうしても出来ない。普通なら出来るはずのことが出来ないというとき。 他人に説明できないなにかがあって、心臓が潰れそうな感じがする。 批判されそうだから理由を話せないものや、言葉に出来ない漠然とした感覚のものもある。 社会的な善し悪しはともかく、そうなっているには、理由がある。怠けてるとか […]
人の心の悩みの鍵は、動かそうとすると動かないことがあります。 「解決しようとすると解決しない」 それが、私の得意分野です。 「恐怖症だから、慣らす」とか、「動けない人を動くように促す」とか。そんなのが上手くいかないとき、「隠れた本質」というものがあります。 「問題が見えたら、それを取り除こうとする」 […]
クライアント(来談者)の悩みの本質を無視して、自分が知ってるメソッド(手法)を適用するみたいなことが頻発しているそうです。 心理セラピー(心理療法)のメソッドをパッケージ化して教える商売が流行った結果かもしれません。 「クライアントとして心理セラピーを受けるのが嫌だ」という人たちがセラピスト養成講座 […]
いろんな支援者(カウンセラーなど)に会うことで、だんだんと支援者を選ぶそのセンスは上がります。 最初は、偶然、知名度、権威で選ぶかもしれません。 うまくいかないとき、ただうまくいかないとおもうだけでなく、どんなふうに上手くいかなかったのかを知ることにもなります。うかくいかないなりに、何が得られたかを […]
「人からどう思われるかがこわい」 これは、多くの人を支配している。 動けない(制止)、やれない、迷う、などなどの正体がこれであることは多い。 そして、その正体のさらに正体というのがあって、そこは人それぞれ。 名前がついているものだけでも、愛着周辺(基本的安心感が育ってない)、自己肯定(見下されるとい […]
「人口が1/3減るので○○業の市場もそれだけ減ってきて、廃業が進んでる。ですので、プロモーションや利便性向上による競争力が必要になります」 よくあるこのような論説に違和感を覚える人もいるかと思います。 各自がプロモや利便性で競争力をつけても、1/3が廃業になることには変わりない。社会的には、解決にな […]
ずいぶんと久しぶりに、家庭料理をつくってみました。ずっと以前と比べると、いろんなトラウマが解消していることに気づきます。 「一切無駄があってはいけない」のような完璧主義を脇においたり、包丁に緊張しなかったり、独りでも惨めにならなかったり、余計なものを入れすぎなかったり。 時間をかけても、かけなくても […]
朝のカフェでママが少女を叱ってました。 その叱り方に異変を感じました。 くっと引っ張って身体にショックを与えながら責めている。犬の首輪を引いてつけるような動作が気になりました。 甘えている泣き方ではなく、声が小さい。 うちでは感情任せに叩いてるかもしれません。 私も仕事がら、おやっとアンテナが反応し […]
私の立ち位置をおおまかに示すために、心のお悩みを分類してみたいと思います。 A.特性 たとえば発達障害、性的マイノリティー。私のところでは、生き方の相談はありますが、心理セラピーを提案することは少なく、「それは変えなくてよいものかもしれませんよ」となるケースです。 B.性格 性格の発達(パーソナリテ […]
近年「自己肯定感」という言葉が流行っているようですね。いろんな意味で使われているようです。ここでは、心理セラピーで扱う自己肯定感について書いてみます。 自己肯定努力は自己肯定感ではない 「俺は自己肯定感は大丈夫です。こうみえてプライド高いので、人から悪口言われたら、すぐ言い返します」 これはありがち […]
あるセラピストは「自分がメンタル落ちてるときは、引き上げてあげれない」と言ってました。 あるセラピストは「自分が幸せでないとクライアント(来談者)を幸せにできない」と言っていました。 私には、その世界観はが全くないなあ。 自分が落ちていても、クライアントは得たいものを得てゆく。私のメンタルの高い低い […]
終身雇用の神話が崩れた今日、心血を注いだ店舗や仕事をクビになるということが、人生の中で起きることがあります。 収入面の心配だけではなくて、「あなたはいらない」と言われたことのショックが起きるかれません。 「クヨクヨしていても仕方ないので、次へ向けて進んでいく」ことになります。が、新しい状況に進んでも […]
心理セラピストの助言が、一般的な説教とは真逆なんてことがあります。 一般的には「頑張らなきゃ」と言われるような状況で、心理セラピストが「頑張るのやめたと言ってみよう」といったりします。 実は「頑張れ」と「頑張るな」は、論理的には二者択一ですが、心理的には二者両立です。 問題は「頑張らないと言えないこ […]
ひきこもりが長期化する原因のひとつに、家族によって隠されるということがあるそうです。社会が受け入れるかということに関してなら、思うことがあります。 普通を目指すのか? あるていど交流のある人なら、仲のいい人たちの中にひきこもりの家族が全くいないなんてことの方がめずらしいでしょう。もはやそれは、排除す […]
正体の分からない不安があることは、時に行動を制約することがあります。 正体を知ること 一般的には不安の正体を知ることは有効で、「何を心配しているのてすか?」とか、「行動するとどんなことが起きそうで心配なのですか?」との問いかけに対して、不安の正体が見えることがあります。 イメージの中に対象がある場合 […]
自分でなんとかしないといけないことと、自分でなんとかしようとしてはいけないことごあります。 なかなか解決しないことは、これを間違っているかもしれません。 自分でなんとかしやうとしていることを、自分でなんとかしようとしてはいけないのかも、と思ってみたり。 自分でなんとかしようとしてこなかったことを、自 […]
セラピー的な場のファシリテーターへの指導で、参加者が感情的になった場合に「コンテインせよ」というのがあります。一般的な研修講師に求められる「ホールドせよ」と混同されているようなので、それらは全くべつのことという私の見解を述べています。 コンテインは溢れ出した感情を安全に受け止めるという感じです。それ […]
適切に感情処理がなされると、無益な憤怒(身を守るためではない、怒りのような反応。思い通りと違う感じ)が解消することがあります。 憤怒の対象であった事柄が、ただのミス、ただの役に立たないコメント、ただの間違い、ただの誤解、ただの事故になってゆきます。 憤怒が解消してゆくと、なにかが残ります。怖さとか、 […]
カウンセリングなどては、アドバイスしないことが基本とされてますね。 実は専門的なアドバイスをすることはあるのですが。 アドバイスが役に立たなくて害になるケースというのは、正しいことを言うやつね。 たとえば、失敗を恐れて行動できない人に対して「失敗を恐れるな」とアドバイスするとか。 多くの場合に、これ […]
危険が迫っているときの「こわい」なら、危険回避行動を取ってください。安全確保ですね。 恐がりたくないのに「こわい」ときはの対処法を一つは挙げてみます。 それは、「こわくない」と言わずに「楽しみだ」と言ってみることです。 心理カウンセリングで何かに向き合うときにも、「こわくない」と言っちゃうと克服プロ […]
本当の問題は見えないようになっていて、人によっては生涯自分の影を叩き続けます。 目を開ける方法は、目を閉じてることに気づくこと。 目を閉じてることに気づく方法は、目を閉じていることを責めないこと。 目を閉じてることを責めない方法は、他人が目を閉じてることを責めないこと。 責めないことは、「あるがまま […]
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