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実存療法

  • 2022-09-11

「よい意味で諦める」の正体

心理セラピーでは非常識なことを話したりします。 ですから、古来では神殿とか教会とか山の寺とか、世俗から離れたところで精神に関わる儀式は行われてきたのでしょう。 また、とくに感情を扱う儀式には、「よい意味で諦める」というものがあります。 諦めの境地をみるために非常識が必要 心理セラピーでも「よい意味で […]

  • 2022-06-25

自立とはなにか? 自分の人生が自分の人生になる

子どもの頃に起因する広義トラウマをもっていて、自立に悩む人もいます。一見すると就労の問題のようですが、実は心の問題(精神疾患のことではない)であったりします。 私のクライアントでも、十分に就労ができていない人はよくいます。世間が思っている怠け者や心弱き者のイメージとは何かが違います。わずかなバイト収 […]

  • 2021-10-22

全ての人が社会に適応してしまったら、恐ろしい

全ての人が社会に適応してしまったら恐ろしい・・・と予感します。 今回は雑談です。いつもそうかもしれませんが。 私は論理的なことも言うことがあるのですが、ときどき合理性を超ええた直感をつぶやいています。 その1つにこんなのがあります。 役に立っていないと思われている人たちは、実は重要な仕事をしているの […]

  • 2021-08-08

生活ゲームの再構築という考え

私の心理職経験とゲーム会社勤務の経験から、生活ゲーム再構築セラピーというのを考えてみます。 方法というよりは、自分の幸せへの答えを探すための枠組みです。答えがすぐに見つからない場合も多いかと思います。 概要 生活の変化を目的とするセラピープロセス(現状から抜け出してゆく)の中に「楽しむ」を取りいれる […]

  • 2021-05-20

「迷い」の心理相談

迷いについてのご相談にはいくつかの方法があります。 ちなみに、私がご相談内容を聴いたあと目を閉じて考えているのは、どのアプローチが馴染むかを捉えようとしています。 「覚悟を促進する」アプローチ 選択による望みと痛み(恐れ)を問います。いわゆるメリット、デメリット比較に似ています。ただ、何を望んでいる […]

  • 2021-03-22

「交流分析+実存療法」による 心理カウンセリング

Kojunの心理カウンセリングは、お悩み対処や解決のヒントを求められることが殆どですので、「聴くだけ」ではなく質問もコメントもします。 その対話は、交流分析的なものと、実存療法的なものが主になります。必要に応じて、わかりやすい具体例、類似ケースの克服シナリオなどもお話します。 交流分析的な対話 対話 […]

  • 2020-03-28

「死ぬな」と言うのが対人支援とは限らない

私はご本人からの依頼しか個人セッション(カウンセリング)を提供していませんが、「あの人を助けてください」と言われることはたまにあります。 「私の息子が死にたいと言っています。カウンセリングで止めてください」というご相談。 こういうのは引き受けません。息子さんにお金を渡して、息子さんが依頼してくるなら […]

  • 2019-12-31

声なき声

この世がどんな葛藤に満ちているか、この世はどうなろうとしているのか、それは心理学以上にセラピストにとって大事なこと。 自分の知ってる人が自殺して、成長企業でヒット商品を出し、零細企業で変な仕事して、大企業の会社員になり、リストラ目的のカウンセリングを受け、前科のある人と楽しくお酒のんで、不労所得で生 […]

  • 2019-12-21

メンタルが落ちてるごときで、人間の存在価値はなくならない

あるセラピストは「自分がメンタル落ちてるときは、引き上げてあげれない」と言ってました。 あるセラピストは「自分が幸せでないとクライアント(来談者)を幸せにできない」と言っていました。 私には、その世界観はが全くないなあ。 自分が落ちていても、クライアントは得たいものを得てゆく。私のメンタルの高い低い […]

  • 2019-10-16

人が亡くなったときに、「死んだ」と思うか「生きた」と思うか

トランス女性を表に出して生きることは、ゆるやかな自殺でもあると思う。それは、考察してそう思ったのではなくて、実際に人が死んだり、先人のトランス女性に抱きしめられながらお話聞いたりしてきて思うこと。 私はちがうのだけど、身体にオペ(手術や注射)をすると健康に負担がかかる。命を縮めることになる。そうでな […]

  • 2019-10-14

私の異性装〜ひと目を気にするために生きているのではない。

私が異性装(ここでは、身体と異なる性別の服装をすること)をSNSで公開したとき… よく「うけるね」ボタンが押されました。 それは残念でしたが、その不愉快に負ける気はまったくしませんでした。 そして、とくに説明もしなかった。 「笑わないでください」とお願いする気など毛頭ありませんでした。 当時LGBT […]

  • 2019-09-29

人を変えたい支援と、人を受容れたい支援

トランスジェンダーに「もっと自分を出しなよ」とかアドバイスするのはやめておくれ。 それには代償がともなう。親から「死んでくれ」と言われたり、職を失ったりしている。そうまでして、やっと限定的に自分を出した。そんな人に「もっと出しなよ」と言うのは、その人が大きな犠牲を払ってきたことへの踏みにじり。 自分 […]

  • 2019-05-07

問題解決というよりも、生き方のセラピー

病を解消するというよりも、生き方のテーマを感じるケースがあります。 たとえば「対人不安でオドオドしてしまい、いじめられて、会社員生活がつらい」というケース。このような場合、対人不安を解消して、オドオドしなくなり、いじめられにくくなるというセラピーシナリオがあります。 ですが、いまの時代、それではすま […]

  • 2018-04-12

生きる意味がほしい人へ

「生きる意味」がほしい、知りたいという言葉を聞いたことがあります。「生きる意味がみつかる」とか「生きる意味はあります」という書籍やセミナーは人気があります。 苦しんでいます。私もかつて経験したことがあります。 会う人、会う人に尋ねてみました。「生きる意味ってなんですか?」 苦しんでいな人、人生を楽し […]

  • 2017-09-21

「生きる意味」はちょっと危ない概念だと思います

「生きる意味」はちょっと危ない概念だと思います。 心理療法の世界では、「存在(そんざい)」と「生存(せいぞん)」を区別します。 「死にたい」の2つの要素 希死念慮(きしねんりょ)をもつ人は、2つの苦しみをもっていたりします。1つは「苦しみから逃れたい」(死ぬことで苦しみが終わることを期待)、もう1つ […]

  • 2017-09-20

私たちの「存在」は、それぞれ何を担当しているのかな

「報道でLGBTQを持ち上げすぎると、生殖が減って、人類の存続をおびやかすのでは」という弁を聞きました。 まあ、全員で生殖を担当しなくても人類存続は大丈夫だと思いますが(笑)。ちなみに、子育てをしているLGBTQはいます。私の小学生時代の同級生にはお母さんが2人いました。子供つくっている人もいます。 […]

  • 2017-08-15

タイプ論による人間観の時代は終わっていると思う理由

性格分類などのタイプ論は楽しいです。「○○診断」「○○占い」とか。 人は自分や他人にラベルを貼ると安心します。(タイプ論に限らないですが) タイプ論セミナーでは、質問者が長々と質問した後につぶやきます。「ふー、これでわかったわ。だからうちの旦那は、ああなんだ」。 タイプ論を覚えて人を診断してあげると […]

  • 2017-08-14

見ている世界が違うということを感じとれてこそ、つながり

「対話」は「会話」とは違うそうです。 お互いに見ている世界が違うことを前提に話すのが「対話」。 カウンセリングやコーチングでは、評価・判断(自分が見ている世界を相手に押し付ける)を控えるようにと教えられます。 しかし、「私にはそう見える」と付け加えたり、「ちょっと思ったことを言ってみてもいいかなあ」 […]

  • 2017-07-27

人から理解されなくて辛いと感じているなら

人から理解されていないと感じるという悩みは、地味につらいです。いろんな人からアドバイスされても、そもそも勘違いされている感じがしたり。話せば話すほど、誤解が大きくなる。説教される。試しに説教を素直に聴こうとしてみたこともあるけど…、なんだかな。 人から理解されないという悩みは、その悩み自体も人から理 […]

  • 2015-12-26

いい人をやめると、悪い人になるの?

人から嫌われることを過剰に恐れて、人の顔色を伺う生き方をしていると気づいた人に、その深層心理を解消することを勧めると、かなりの確率で「楽にはなりそうだけど、悪い人間になってしまいますね」と躊躇します。 実際のところ、その心配無用のことが多いです。 でも、いい人ではなくなるかもしれません。 いい人じゃ […]

  • 2015-02-20

事例「なんで私がこんな目にあうのですか」

カウンセリングについての議論で、こんな話題がありました。 ひどく苦しい状況の人に、こう聞かれたら、どう答えるか。 「なんで私(だけ)がこんな目に会うんでしょうか・・・」 これ、お気持ちのよくわかる、大きなテーマ(問い)ですよね。しかも珍しくないはず。 「この試練には何らかの意味があるはず」(実際には […]

  • 2014-12-25

「自分にとっての幸せって何だろうか」

ある人が言いました。 「私も最近考えるんですよ。自分にとっての幸せって何だろうかって」 私たちは、悩んだり、気づいたり、励まされたり、出会ったり、試行錯誤しながら、自分にとっての幸せを考えてゆく。 それは謎解きのようだなと思います。心と人生の謎解きです。 驚きや感動もあり、不安や落胆もあり。一歩進む […]