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生きづらさ

幼少期や原家族に思い当たりのある生きづらさについて、何が起きているのか、捉えかたのヒントを書いています。

  • 2022-10-28

アダルトチルドレンは親のせいなのか

標題にはアダルトチルドレンと書きましたが、それに限らず親からの影響で苦しんでいる人たちのお話です。 私たちの心理セラピーでも幼少体験を扱うことは多く、養育者が重要な存在として扱われます。 そこで、果たして親が原因なのか、親が悪いのかなんてことが問題にされることがあります。毒親という言葉があったり、親 […]

  • 2022-10-22

なぜ苦しい考えに囚われるのか

アダルトチルドレンが守っているもの とくにアダルトチルドレンや長期化する広義トラウマのある人は、苦しさの外的要因が加わり続けているわけではないのに、その苦しみをなかなか手放さないということがあります。 そして、周囲の人はというと、明るく気持ちを切り替えるようにアドバイスしたりします。 気分を切り替え […]

  • 2022-10-14

母性と父性

私の意見というか持論です。 母性 母性というと、安心基地として逃げかえる場所。傷ついたときに、逃げかえることができて、「痛かったね」「こわかったね」とあやしてもらえる場所。 あまやかすというイメージがあるのですが、Kojunが要だと思っていることは「自立を願っている」です。 「よしよし、こわかったね […]

  • 2022-09-30

いざとなると度胸のある不安症

不安症の人が必ずしも気が弱いとは限りません。 いつも心配ばかりしている人が、いざというときに落ち着いていたりします。 それはセンサーが過敏な人に似ています。 震度1未満の揺れがちょくちょくあったとして、過敏な人はそれに気がつきます。ですからいつも心配です。 気が弱いと思われています。 あるとき震度5 […]

  • 2022-09-08

心が自由な人は反社会的か

過剰に人目を気にするという心の病があります。過剰にというのは、自分の幸せに反してということです。 心理セラピーでそれを解消した人など、心が自由になった人はそうではありません。 さて、人目を気にせずに、自分が生きたいように生きるとなると、サイコパスや独善的な人になるのではないかと心配されます。 心が自 […]

  • 2022-09-05

自己肯定感の低さが本当に根本問題なのか

幼少期に刷り込まれた何かが人生の足枷になっているというのは、心理セラピーのよくあるテーマです。 自己肯定感の損傷というのもその一つです。そして、それは殆どの日本人が持っている傷であります。 多くのクライアントも自己肯定感の傷を持っています。ですが、クライアントのお悩みの根本原因がそれかどうかはケース […]

  • 2022-08-26

親のメッセージに反発しながら従い続ける人生

たとえば「人目を気にしすぎる」「優秀でない自分を許せない」「新しいことに挑戦できない」などの悩みが人生レベルで続いている場合、親から引き継いでいる場合があります。 すなわち、人目を気にして指図する親、優秀じゃないと許さない親、新しいことに挑戦しようとすると止める親です。 それがどうも親の影響であるこ […]

  • 2022-06-30

「生き辛さ」と「苦労」は異なる

私のクライアントの主な主訴である「生き辛さ」というのは、分かってもらいにくものだと思います。 クライアントの多くが「分かってもらえない」と言います。それは生き辛さのことかもしれません。 「生き辛さ」というのは「苦労がある」というのとは違います。 ですから、「生き辛い」と語っても、「誰だって大変なこと […]

  • 2022-06-27

無秩序型の愛着パターンから大人をみる

子どもの愛着パターンの中に無秩序型というのがありますね。 私は大人向けの心理相談をしていますので、別の類型で愛着スタイルというのをみているのですが、ちょっと気になりまして。 幼児のことはさておき、思春期や青年期などの子が無秩序型とも似た様子を示すという話を聞いたりしたとき、ふと思うのです。 回避型や […]

  • 2022-02-18

心理的ヤング・ケアラーを分かりやすく

心理的ヤング・ケアラーと私が読んでいるものをコミカルな喩で説明してみたいと思います。 親子関連のトラウマについて当事者研究に参加していたときに、当事者の間で判りやすいと評判だった喩えですが、不謹慎かもしれませんので、引用にはご注意ください。 母と子が遊園地のお化け屋敷に入ったとします。 出口から出て […]

  • 2021-11-19

「過保護」に関するとんでもない誤解

ある臨床家の先生は「過保護だとストレスに弱い子が育つ」と言っていましたが、私はそれは偏見だと思います。 心理学を教える立場の先生たちから、そのような言葉を聞くたびに心が痛みます。 甘やされたというより、トラウマに近い 保護されたから自分で守れなくなるとか、親が代わりにやってあげたから本人は出来るよう […]

  • 2021-02-18

「変わりたくない」のではなくて「矯正されたくない」のだ

心理支援者(セラピストやカウンセラーなど)に相談に行くとこと躊躇する理由に、支援者に自分を変えようとされそうで嫌だというのがあります。 そこで「聴くだけ」という傾聴スタイルがカウンセリングの主流になったりしてきたのですが、一方では聴いてもらっただけでは解決しないお悩みもあります。 変化を手に入れたい […]

  • 2021-01-27

高い目標を持つことで一歩も進めなくなっているケース

高い目標を持って何も達成できなくなる人がいます。 楽器を習うときに、「あの名曲を弾きたいんです」と言います。ドレミファソラシドの練習はしたくない、最初から名曲を弾きたいと言います。で、いつまでたっても練習が始まりません。 名曲を演奏して「すげー」と言われたいそうです。ドレミファソラシドは弾いても意味 […]

  • 2021-01-26

「頑張れ」が頑張れない人を増やす

立ち上がれないときは、二通りあります。 決断して、えいやっ、と思い切っれば立ち上がれる場合。 それをしても苦しいだけ、激痛が起きる場合など、諦めたほうがいい場合。ギックリ腰を想像するとよいでしょう。 思い切った方がいいとき(動きにくいとき) 諦めたほうがいいとき(動けないとき) で、なかなか立ち上が […]

  • 2021-01-06

叱咤激励の是非

叩く、罰する、叱る、と良くなるのか。叱るのがいいか、褒めるのがいいか、結論を二者択一で暗記するより、理由をよく理解てゆくか、体験的に知ることが大事だと思います。 ひきこもりについても、叱咤激励してあまりうまくいかない。だからと言って、「そっとしとく」を丸暗記してるだけなアドバイスもあまり役に立たない […]

  • 2021-01-05

親から子への刷り込みを心配する母親へ

親子の関係については心理相談で頻繁に表れます。子育のご相談は専門外ではありますが、よくある話として、母として我が子に与える影響の心配をよく聞きます。 人生の足枷となる「助けを求めてはいけない」とか「人目を気にして生きろ」とか様々な刷り込みについて心配されます。 それに対してよくあるのが「そんなことな […]

  • 2020-12-27

依存症について

薬物・アルコールの依存症については、私の心理セラピーだけで扱うことが難しいです。 依存症の背後にある心理的な問題(自己肯定、愛着不安定、孤独感、罪悪感)を扱うには、私の心理セラピーが役立つ可能性があります。それは根本解決へのアプローチですが、ある程度前向きになった段階での挑戦がお勧めです。 複数の( […]

  • 2020-11-18

父性剥奪 – 「お前はきっと上手くいく」では上手くいかない

生き方に関するお悩みのなかに、自由に挑戦ができないというお悩みがあります。 ピンポイントで特定の行為や場所に対する恐怖症というわけでもなく、自由に行動できない。誰かの許可がないと行動できない。そんな感じでしょうか。 父性剥奪 一見すると、失敗が恐いというような振る舞いに見えます。全般性不安のような症 […]

  • 2020-07-06

「行動ができない」の正体!? - 完璧主義

「行動ができない」には様々な原因がありますが、その正体の一つにこんなのがあります。 行動すると成果を求められる↓成果が出てないと批判される(叱られる、がっかりされる、もっと頑張れと言われる等)↓めげる↓罪悪感を感じる このパターンを繰り返してきた人は、「行動をしない」が最善となってしまう。 これは失 […]

  • 2020-06-01

不完全な愛を拒絶すると、偽りの愛が欲しくなる

ある種の心の問題(愛着不安定、愛着障害など)が解決してくると、映画のような綺麗事の愛のストーリーなんか求めなくてよくなるようです。 それよりも不完全な愛のストーリーをありがたく思えばよいと思います。 「愛なんか欲しくない」と言う人は、不完全な愛を拒絶して、綺麗事でも完全な愛を期待しています。 完全な […]

  • 2020-01-21

人間関係に苦しむ八方美人

笑顔をつくるように心掛けるのではなくて、笑顔を抑えないように心掛けるのよ。 (心理セラピストKojun) 八方美人という病 「いつも誰にでも笑顔」の相談者がいます。 そんなにニコニコしていたら、さぞ人間関係は良好だろうと思われますが、お悩みはたいてい「人間関係が面倒」です。 心理カウンセラーの前でも […]

  • 2020-01-19

強烈な心理的なブレーキ

何かの行動がどうしても出来ない。普通なら出来るはずのことが出来ないというとき。 他人に説明できないなにかがあって、心臓が潰れそうな感じがする。 批判されそうだから理由を話せないものや、言葉に出来ない漠然とした感覚のものもある。 社会的な善し悪しはともかく、そうなっているには、理由がある。怠けてるとか […]

  • 2020-01-11

「人からどう思われるかがこわい」

「人からどう思われるかがこわい」 これは、多くの人を支配している。 動けない(制止)、やれない、迷う、などなどの正体がこれであることは多い。 そして、その正体のさらに正体というのがあって、そこは人それぞれ。 名前がついているものだけでも、愛着周辺(基本的安心感が育ってない)、自己肯定(見下されるとい […]

  • 2020-01-10

勝ち組になることは解決なのか

「人口が1/3減るので○○業の市場もそれだけ減ってきて、廃業が進んでる。ですので、プロモーションや利便性向上による競争力が必要になります」 よくあるこのような論説に違和感を覚える人もいるかと思います。 各自がプロモや利便性で競争力をつけても、1/3が廃業になることには変わりない。社会的には、解決にな […]

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