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生きる知恵

心理面から生き方のヒントを書いています。

  • 2022-06-25

自立とはなにか? 自分の人生が自分の人生になる

子どもの頃に起因する広義トラウマをもっていて、自立に悩む人もいます。一見すると就労の問題のようですが、実は心の問題(精神疾患のことではない)であったりします。 私のクライアントでも、十分に就労ができていない人はよくいます。世間が思っている怠け者や心弱き者のイメージとは何かが違います。わずかなバイト収 […]

  • 2022-02-02

老年期理論から中年期を生きるヒントを得る

老年期に関するトピックは学びの宝庫かと思います。 多くの人は老年について考えるこたを避けます。考えると老けるから、実感がない、思い当たることから目を背けたいなどの理由があるようです。 しかし、これに目を背けると社会や人生が見えなくなってしまいます。超高齢化社会は、高齢者が増殖するのではなくて、あなた […]

  • 2022-01-26

努力は必ず報われるか?

「努力は必ず報われる」という言葉に励まされる人もいれば、違和感を感じる人もいます。 努力、誠実さ、信念、挑戦など。 違和感がある場合には、支援者都合の言葉なのかもしれません。上手くいけば「ほらね」と喜べるし、上手くいかなければ「諦めたからだ」と言えます。 必ず報われると信じて続けることで得られる結果 […]

  • 2021-11-28

この世の不公平さと幸せ

生まれ落ちたところは宿命で、それは変えられない。 どのように人生が運ぶかは運命で、それは変えられる。 人生の運び、運命を変えるというのは、心理セラピーで深層心理のパターンを変えたり、愛着安定化をしたりするのも当てはまると思います。 さて、たとえば、「気づいたときにはアダルトチルドレンになっちってた」 […]

  • 2021-11-27

断捨離から代謝へ

断捨離が必要だと感じていて、いろんな考え方やテクニックを試してみたけど、どうも苦手だという方。 代謝という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。 断捨離が苦手なら、新陳代謝というメンタルモデルに切り替えてみる 断捨離というのは実は新陳代謝の一部分を表現した言葉だと思います。 断捨離が得意そうな人をみて […]

  • 2021-11-20

「無条件の愛」は無条件ではない

心の回復のために「無条件の愛」というものが必要だと言われます。自分に向けた場合は、(良い意味での)自己愛となりますね。 この言葉、理屈の世界をみているか、体験的な世界を見ているかが表れるので、面白いと思います。 心の回復に必要ないわゆる「無条件の愛」について、私の思うところを書いてみます。 自己犠牲 […]

  • 2021-10-27

ゲーム再構築セラピー – トークンエコノミー

生活改善のための行動はなかなかできないのに、なぜゲームには時間を費やすことができるのか。ゲーム開発に携わったことのあるKojunがゲーム設計を生活改善に応用できないか考えてみるコーナーです。 企画力があるひと向けです。 今回はトークンエコノミー。これは、保育などの分野で使われる技法で、子供が好ましい […]

  • 2021-10-22

全ての人が社会に適応してしまったら、恐ろしい

全ての人が社会に適応してしまったら恐ろしい・・・と予感します。 今回は雑談です。いつもそうかもしれませんが。 私は論理的なことも言うことがあるのですが、ときどき合理性を超ええた直感をつぶやいています。 その1つにこんなのがあります。 役に立っていないと思われている人たちは、実は重要な仕事をしているの […]

  • 2021-08-11

生活ゲームの再構築、その枠組み

前回()の続きです。 報酬システムのフロー さて、中毒性のあるゲームがどうなっているかみてみましょう。 ※中毒性といっても、ギャンブル中毒は別のメカニズムなので対象外とします。わりと健全にゲームにはまっている状態(まともな金銭感覚があってもついお金を払ってしまうあたり)を想定しています。 人気スマホ […]

  • 2021-08-08

生活ゲームの再構築という考え

私の心理職経験とゲーム会社勤務の経験から、生活ゲーム再構築セラピーというのを考えてみます。 方法というよりは、自分の幸せへの答えを探すための枠組みです。答えがすぐに見つからない場合も多いかと思います。 概要 生活の変化を目的とするセラピープロセス(現状から抜け出してゆく)の中に「楽しむ」を取りいれる […]

  • 2021-07-18

ライスワークと心の自由

ライスワークというのは、ライフワークの対義語みたいなもので、生活費を稼ぐためにする仕事っていう意味です。 「仕事に遣り甲斐を見いだせない」というお悩みが多いです。これは、今やっている仕事に遣り甲斐がないということではなくて、遣り甲斐のある仕事が見つからないというような意味です。仕事が長続きしないこと […]

  • 2021-05-27

ラジオ対談「生きやすさ」

ゲスト いりや 哲学・ジェンダー・セクシャリティを専門としている研究者で、マイノリティ当事者。専門誌への寄稿や講演多数。 ラジオ・パーソナリティ Kojun 心理セラピストで、マイノリティ当事者。 2021年5月放送 Kojun 今日のゲストは いりや さんです。こんばんは。 いりや こんばんは。今 […]

  • 2021-03-19

禅語「主人公」

障がい者支援の分野などで、「個人モデルと社会モデル」という言葉があります。 「障がい」とは障がい者個人の問題として支援したり訓練したりするのが個人モデルの支援。「障がい」とは社会の問題であるとして、社会インフラを整えたり人権などの教育を充実させたりする支援を社会モデルです。 Kojunの対人支援(心 […]

  • 2021-01-30

マーケティング心理学を自己洞察に応用する

マーケティング心理学は、基本的には他者を操るための心理学ですが、誘惑に勝てれば自己洞察に応用することができます。 たとえば、ヴェブレン効果。「高価なものはいいものに違いない」という認知バイアスがあります。その観点で自己洞察してみるわけです。 「自分は高価だから良いものに違いないと判断してることはない […]

  • 2020-12-10

「自己責任」の前に精神的な自立と自由を

「自己責任」という言葉に違和感をおぼえる人が多いですね。それは誰かの「私は責任負いません」を意味してることが多いからでしょう。 自分に責任をもつとか、自分の人生に責任をもつという意味では、それは精神的な自立ということになります。心理セラピストの視点からすると、それは「精神的な自由」とも言えると思いま […]

  • 2020-11-19

「うつ病になってない」が幸せの尺度なのは疑問です

「友達の人数と幸せの関係」についての研究(統計調査)の話があるそうでして。 「友達が多いと幸せとは限らない」という示唆の結果で興味深いんですが。 研究テーマはいいんですが…この研究には私は不満があります。 主な幸せの尺度にの中に「うつ病になってない」があるようなんですよ。 「うつ病は不幸だからなる」 […]

  • 2020-04-13

代理思考(怖れがつくりだす思考)

私が「怖れ」と呼んでいるものは、人が自分のネガティブ感情をないものとしようとする心理現象のことです。心理学では「抑圧」といいます。ファンタジーでは「闇」と表現されることもあります。 ネガティブ感情の分かり易い例としては恐怖・不安があります。人が自分の恐怖・不安をないものとする、「こわくないもん」とい […]

  • 2020-01-13

立ち上がらない勇気

「恥ずかしがらずに、思いきって立ち上がってみよう。その小さな勇気や行動が未来を大きく変える」 そして、それはムーブメントとなって、個から集団へと広がる。・・・とよく言われる。 しかし、集団の中には、ギックリ腰の人もいる。その人にとって必要なのは、立ち上がらない勇気。これは小さな勇気ではない。 立ち上 […]

  • 2020-01-10

勝ち組になることは解決なのか

「人口が1/3減るので○○業の市場もそれだけ減ってきて、廃業が進んでる。ですので、プロモーションや利便性向上による競争力が必要になります」 よくあるこのような論説に違和感を覚える人もいるかと思います。 各自がプロモや利便性で競争力をつけても、1/3が廃業になることには変わりない。社会的には、解決にな […]

  • 2019-12-10

ひきこもりに会ったことがない人の方が珍しくなる

ひきこもりの人の将来が心配というとき。社会が受け入れるかということに関してなら、現状をながめると、思うことがある。これまでも未来を言い当ててバカにされてきた私の、みている予感。 あるていど交流のある人なら、仲のいい人たちの中にひきこもりの家族が全くいないなんてことの方がめずらしいでしょう。 もはやそ […]

  • 2019-10-18

痛みという能力のこと

本当の問題は見えないようになっていて、人によっては生涯自分の影を叩き続けます。 目を開ける方法は、目を閉じてることに気づくこと。 目を閉じてることに気づく方法は、目を閉じていることを責めないこと。 目を閉じてることを責めない方法は、他人が目を閉じてることを責めないこと。 責めないことは、「あるがまま […]

  • 2019-10-17

自分を信頼することに関して

ある人を信じてみると、自分を信頼できるようになることがあります。 誰がそのある人なのか、間違えると、すべてが偽りににります。 信じるというのは、疑わないことではありません。 信じられないという心の病をもつ人は、疑わないように努力します。 疑うことができる人は、疑ったり、確かめたり、信じてみたりできま […]

  • 2019-10-16

人が亡くなったときに、「死んだ」と思うか「生きた」と思うか

トランス女性を表に出して生きることは、ゆるやかな自殺でもあると思う。それは、考察してそう思ったのではなくて、実際に人が死んだり、先人のトランス女性に抱きしめられながらお話聞いたりしてきて思うこと。 私はちがうのだけど、身体にオペ(手術や注射)をすると健康に負担がかかる。命を縮めることになる。そうでな […]

  • 2019-09-25

「ゆるす」とは、自分の怒りをゆるすことでもある

私ね、拷問して殺したい、腹立つ人がいます。 拳で頭を叩いてきた人よりも、馬乗りで私の服を脱がそうとした人よりも、騙してお金を取ろうとした人よりも、アレだけはどうしてもゆるせません。 平気なふりをしてきました。そうしていないと、暴れて自分をアイスピックで刺しそうでしたから。 でもついに、ゆるしが訪れま […]