
話を聴いてもらっただけでは解決しない苦悩
たとえば、あがり症の人がいたとします。A群の支援者(講師、教師、コーチ)は、あがらないようになることを勧めます。「これであなたも人前で話せる」セミナー。…
たとえば、あがり症の人がいたとします。A群の支援者(講師、教師、コーチ)は、あがらないようになることを勧めます。「これであなたも人前で話せる」セミナー。…
カウンセリングやワークショップでは、自分のテーマから逃げるということが起こります。自己啓発などでは、「殻を破れ」とか「コンフォートゾーンの外へ」などと言…
「頭で考えるのではなく、感じなさい」などと言われますが、「感じなさい」にもいろいろあります。グランディングを意図している場合瞑想やボディワークで…
心の悩み、とくに神経症(広義トラウマ、恐怖症など)は解きほぐしてゆくと、正常な機能により生じています。私のクライアントは、単なる慰めではなく、真実に触れ…
人は自己一致(他の言い方もありますが)しないように出来ています。悩みを越えるために、そこから解放されるには、すでにそこにある「天然の痛み」がカギとなりま…
「過去をほじくりまわす」だけのカウンセリングは、自分が不幸である理由がわかるだけです。人生で起きるできごとを、過去のことによって解釈しながら生きるという制約を背…
技術や心理学を学んでもセラピストにはなれないと思います。それは、数々のちょっと恐い実体験から学びました。その話はしませんが…心理学や手法手順を学…
光の話。多くの人は信じませんが、たとえば、クレーマに悩む社長が、自分が恐がったことを認めたら、次回からクレーム対応が楽になります。このプロセスは旅です。…
セラピストは解けやすくしますが、解くのは本人です。本当にそうです。人を自由にすることはできません。人は自由になることができます。「じゃあなんのた…
そういえば、バンジージャンプのインストラクターは、絶対に背中を押さないですね。クライアントの葛藤に立ち会うときの私と似ているような気がします。背…
隠れた感情に気づくことで、日常の様々な問題が解決します。それを、人に暴かれるのではなくて、自分で実践するのが、自分の心との対話のススメ。さて、人…
その悩みが答え探しならば、答えを知っている人に訊くのがよいでしょう。その悩みが葛藤なら、話を聞いてくれる人に話すのがいいでしょう。そして、葛藤の場合であ…
【今日も秘密が少し漏れる】傷つかない人はセラピストになれない。傷つかないようにしている人もセラピストになれない。傷つくのは嫌だけど、傷つ…
最近、共感が必要って、カウンセリングなどでは常識すぎること、書きました。しつこく批判してきた評価・判断・アドレス(変えようとすること)は、共感しないとき…
セラピストを名乗ると、「危険」「こわい」と言う人がいますね。その意味を聞くと、「人の心が見えるんでしょ」と言う。「見えないよ」と答えていましたが、実は見えなくも…
心の悩みについて、解決方法が知られているものはあります。「殆どの悩みは解決方法が知られている」と言う人もいるくらいです。解決方法が知られているケースでは…
ときに、人は癒しのために、あるがままの自分を否定しない人たちを必要とします。気分障害(ウツなど)のリハビリ施設での経験から思うことを書きます。たとえば、…
本当の自分を知るためには、本当の自分を責めないという態度が必要です。責めるとは、評価したり、正そうとすること。もしも、本当の自分を知る目的が、自…
くどいようですが、サーカスの空中ブランコは、最初に落ちる練習をするそうです。華麗な技を繰り出すには、落ちてもケガしない、落ちても叱られない、落ちることは…
自分の問題から目をそらした人は、他人の問題を解決したくなります。なので、心理分野で客が多いのは支援者になるためのスクールや講座。自分のお腹が痛い…
「"なんでも治せる"を信じてしまった」人の死に立ち会うお仕事の方々が、人が死ぬときに後悔することを挙げていらっしゃいます。それらに影響する心理課題につい…
カウンセリングに行くのは弱い人間だ、と思っている経営者や男性は多いです。実はこれは日本の場合です。欧米では、エグゼクティブはカウンセラーを雇います。コン…
相談したいけど、秘密を話したくない。人に言えない悩み。はたして、秘密をばらされることが心配なのでしょうか?本当は何を心配しているのか?…
「コンフォートゾーンの外へ出ろ」と言われます。日々チャレンジしてください。でも、出ろと言われるほど出れなくなる、という場合は、注意が必要です。コンフォー…