- 2022-12-11
双性による性被害カウンセリング
Kojunのとこに性被害トラウマの相談があるのは、Kojunがダブルジェンダーであることも関係あるように思います。 ※ここでは当事者クライアントが女性、加害者が男性というケースを前提とします。 男性性の必要性 女性の性被害トラウマのセラピーは女性でないと出来ないと思われがちですが、意外と男性セラピス […]
Kojunのとこに性被害トラウマの相談があるのは、Kojunがダブルジェンダーであることも関係あるように思います。 ※ここでは当事者クライアントが女性、加害者が男性というケースを前提とします。 男性性の必要性 女性の性被害トラウマのセラピーは女性でないと出来ないと思われがちですが、意外と男性セラピス […]
今回はポジティブ心理学のPERMA(パーマ)を大人のサバイバー(ACEs、アダルトチルドレン、トラウマ経験者など)の視点で参考にしてみます。オリジナルから少し離れるかもしれませんが。 P: ポジティブ感情 Positive emotion 長期間の生きづらさを生きるACなどにとっては、これは次のよう […]
性暴力被害トラウマについて、アプローチを考えるために私がクライアントと話し合う観点を紹介します。 ここではあえて観点のみを挙げて、どの場合はどの手法がよさそうという意見は書かないことにします。 ご自身が何を望んでいるかを知るヒントになればと思います。何を望んでいるかを知ることで、克服・回復への行動が […]
性暴力被害の相談というのはハードルがあります。Kojunのクライアントも人に相談するのは初めてという人が多いです。 そこでKojunはピンポンダッシュをお勧めします。 ピンポンダッシュの勧め 無料電話相談窓口には無言電話もあるそうです。それはまずは電話がつながるというスモールステップなのではないかと […]
悩みの解決に向かってゆく人たちがやっていること、こんな感じかなと書いてみます。 誰にでも当てはまるものではありませんが、参考になる人は参考にしてください。 カウンセリングの目的を言える まずは、カウンセリングを受ける目的を短い言葉にしてみるとよいかと思います。 そんな難しいことは分からないという場合 […]
アダルトチルドレンなどの心が回復してきたとき、でもなんだか世界が虚しく感じることがあります。 人を拒絶する感じではなくなったけど、でも独りだなあとか。 以前よりはラクになってきたけど、でもこの世自体が幸せに満ちているわけでもないことが悲しいとか。 得も言われぬ生きる恐さはなくなったけど、でも理不尽な […]
そのような体験をしてホッとしたなら、それは結構なことです。 違和感があったなら、この記事がヒントになるかもしれません。 心理支援技術としてのテンプレート 心理師の過去の試験問題に来談者への対応を選択させるものがあり、「相談に来たことをねぎらう」というのが正解になっています。過去問にはよくありました。 […]
ACと安心基地 ACや愛着障害などの克服には、心の中に安心を育てる必要があります。それは心の中に育つものですが、環境や他者といった外なる安心・安全な存在と出会うことで取り戻してゆきます。 愛着障害が思い当たるクライアントの多くが、それ以外の問題も抱えています。たとえば、自己肯定感の欠如とか、対人不安 […]
愛着不安定(愛着障害)のなかに不安型というのがあります。 深刻な場合は、不安のあまりDV加害者となったり、不安のあまり彼氏の返信が遅いとキレたりなんて人もいます。 そこまで顕著に表れなくとも、内なる安心基地がないことで、その感覚に思い当たる人たちも多いです。 一般的にはその解決とは、問題行動がなくな […]
ちょっと落ち着いてきた大人のアダルトチルドレンさんたちの、「これからどうしたらいいの?」に、当事者たちに触れてきた経験から私見を述べてみます。 おさらい アダルトチルドレンってなんだろか、独自視点ですが、おさらいをしておきます。 原家族や幼少環境 自分が子どもだった頃の家族(原家族)環境や幼少環境の […]
標題にはアダルトチルドレンと書きましたが、それに限らず親からの影響で苦しんでいる人たちのお話です。 私たちの心理セラピーでも幼少体験を扱うことは多く、養育者が重要な存在として扱われます。 そこで、果たして親が原因なのか、親が悪いのかなんてことが問題にされることがあります。毒親という言葉があったり、親 […]
自己肯定感の大事な理解 「周囲に優れた人たち、素晴らしい人たちがいると、自己肯定感が上がらない」というのは、注意を要する捉え方かと思います。 確かに、そなように感じるのは自己肯定感が低い状態かもしれません。 しかし、他者と比べなくても大丈夫なのが自己肯定感です。 このことは、自己肯定感の低い人にとっ […]
アダルトチルドレンが守っているもの とくにアダルトチルドレンや長期化する広義トラウマのある人は、苦しさの外的要因が加わり続けているわけではないのに、その苦しみをなかなか手放さないということがあります。 環境は解決しているのに、心は囚われている。 そして、周囲の人はというと、明るく気持ちを切り替えるよ […]
解決について考えるか、問題について考えるか。目標か課題か、願いか不満か、目的か原因か。 心理カウンセリングなどにおいて、原因とか課題とかについて考えることはあります。心にある克服が容易でない問題のことを、私も心理課題と呼んだりすることがあります。 なぜなら解決に役立つことがあるからです。 解決志向の […]
カウンセリングや心理支援では「寄り添います」ということがよく言われます。 「寄り添ってください」とか「寄り添われました」という言葉はあまり聞かない。寄り添うというのは支援者側の言葉なのかもしれません。 でも、「寄り添います」って書いてあったら、ちょっと安心します。なんか期待しちゃいます。 なにを期待 […]
Kojunのカウンセリングでは、最初に要望や目的をお尋ねします。 うまく言えない場合は、おおまかに「聴いてもらいたい」か「解決や解決のヒントがほしい」かを内省してもらいます。 無料の相談窓口などでには、ひたすら聴いて欲しい、前者を求める人もいらっしゃるようです。 Kojunのクライアントは、後者また […]
心理カウンセリング/心理セラピーの世界において、「手法にクライアントを合わせるのではなく、クライアントに手法を合わせるのだ」ということが言われます。 これは、手法にクライアントに合わせようとしてしまうことはよくあるという戒めrえでしょう。 セラピストやカウンセラーも全てを理解しているわけではないので […]
人生を支配する感情パターン/対人関係パターンのお悩みを扱う場合は幼少期に触れることが少なくありません。 アダルトチルドレンや家族機能不全の影響について扱う場合ももちろん幼少期に触れます。 「あの頃」と「いまここ」 ただし、深層心理に変化を狙う場合は、ゲシュタルト療法や力動アプローチを取り入れます。 […]
感情体験を重視する力動的なセラピー、本人主導を重視する人間性アプローチというのは、手順よりもセラピストの生き様などが影響を与えやすいものです。それゆえ、マニュアル化、標準化しにくく、さらに効果検証、エビデンス研究が困難です。 そのことを具体的なイメージで説明してみましょう。 例1:マニュアル化すると […]
不安傾向の人、敏感な人が必ずしも気が弱いとは限りません。 いつも心配ばかりしている人が、いざというときに落ち着いていたりします。 多くの人が気づかない小さな問題がちょくちょくあったとして、センサーが過敏な人はそれに気がつきます。ですからいつも心配です。気が弱いと思われています。 あるとき少し大きな問 […]
ポスト・トラウマティック・グロース(PTG)について、「頑張って乗り越えたら人生の価値になる」と説明されていることがありますが、ちょっと違うのではないかなと思います。 なにもストレスがないよりも、適度に苦難がある方が、人は幸せになるということは統計研究がいろいろあるようです。 ですがそれは適度なスト […]
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